豪哨戒機、橙色の漂流物4個発見

「MH370墜落確認間近」と報告

 行方不明のマレーシア航空MH370便の捜索は、インド洋南東部海域で続けられており、3月31日朝には、「豪軍のオライオン哨戒機が捜索水域で橙色の漂流物4個を発見した。かなり有望な手がかりだ」と報道されている。

 同機乗員が漂流物体を視認したもので、大きさはいずれも2m以上の長さがあり、捜索水域から5カイリ以内に浮かんでいる。オーストラリア海事安全局(AMSA)は、昨日の天候は比較的良好で視界も10kmを超えていたと発表しており、捜索にあたっている一人、ラッセル・アダムズ空軍大尉は、「このまま好条件が続けばさらに同機の遺留物を発見できる。今日は絶好の視界で捜索には申し分ない。4個の漂流物をMH370の一部と確認する作業が残っている。機上からではこの漂流物がMH370の物かどうかは確認できない。4個の詳細、GPSブイ位置などの情報をすべてパースの救難統括センターに送った」と語っている。

 アメリカからはブラックボックスからの信号を受信する水中曳航装置とオペレータが派遣され、31日から「オーシャン・シールド」号で捜索にあたることになっているが、米海軍のマーク・マシューズ大佐は、「海上の漂流物を確認することが先決だ。持ってきた曳航装置は一つはピンガー・ロケーターでブラック・ボックスからの発信音を拾う。もう一つは潜水艇だ。ピンガーでブラックボックスの所在位置を見つけると、潜水艇でサイド・スキャンし、遺留物の沈んでいる区域をマップ化する。次にはカメラを取り付け、海底の状態を撮影する」と説明している。

 さらに、「ただし、海上の漂流物を確認することが先決で、そこから海流などを計算し、飛行機の着水地点を割り出し、ピンガー捜索の範囲を絞り込まなければならない」と語っている。マシューズ大佐は2009年に太平洋のエア・フランス旅客機墜落現場捜索にも参加しており、その時は旅客機の着水地点がかなり明確になっていた。それでも機体を見つけるまでには、ソナーで残骸の位置を突き止めるまで2年以上かかった。今回はまだインド洋全域が対象になっているようなものだ」と語っている。(NP)

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