シドニー、世界でもっとも住みやすい都市第10位に

昨年の9位から下がる
 6月11日に発表されたマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング社が毎年実施している「世界の都市の生活の質調査2008年」で、シドニーはオーストラリアで最高の世界第10位だった。
 2007年には第9位であり、2005年には第5位だったから徐々に下がっていることになる。メルボルンは2007年と同じ17位、パースも昨年と同じ21位。アデレードは30位から29位に上昇した。オーストラリア大都市のしんがりはブリスベンだが、それでも世界215都市中34位に着けた。2007年に32位だった。
 同社スポークスマンは、国際企業や政府機関が海外に社員・職員を派遣する際に、現地での給与を決めるのにこのランキングを用いていると語った。「事実、オーストラリアの都市がかなり上位に入っていることは、企業やその社員にとってオーストラリアでのビジネスを好意的に評価することになっている。オーストラリアの大都市は、インフラストラクチャ、交通機関、都心に近い住宅の質、レストランその他の施設、教育、環境などいずれをとっても上位にある」と語っている。
 調査では、前年11月までの3か月間に集めたデータを基礎にしており、直前のチェックも行っている。各都市は、政治や経済の安定性、人権、個人の自由、公害、犯罪率、医療水準、生活必需品のコスト、教育、住宅、娯楽、公共交通機関、交通渋滞、気候、自然災害など「生活の質」を決める39分野でランク付けされる。上位20位が、ヨーロッパ、カナダ、ニュー・ジーランド、オーストラリアの都市で占められている。一位にはスイスのチューリッヒ、2位にオーストリアのウィーンとスイスのジュネーブが着けている。
 同時に発表された「都市の治安」では、ルクセンブルクが1位になったが、シドニー、メルボルン、パースが同点の29位、アデレードとブリスベンが同点の49位とふるわなかった。二つの調査で最下位だったのはアメリカ軍と同盟軍が占領するイラクのバグダッド。(AAP)

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