豪空軍機イラクのイスラム国爆撃間近

イラク政府認可、豪政府閣議待ち

 10月3日、トニー・アボット連邦首相は、間もなくイラク国内のイスラム国武装組織に対して米・仏などの空からの合同攻撃に参加すると発表した。

 F/A-18スーパー・ホーネット・ジェット戦闘機6機は2週間前に中東に配置を終えており、イラク政府の要請とオーストラリア政府閣議での了承を待って米主導軍に参加するため、訓練を続けていた。3日、内閣国家安全保障委員会が会合を開き、その後全閣僚会議を経て国民に公式発表された。

 アボット首相は、「イラク政府の要請を受け、イラク政府を支援するため、本日、閣議でオーストラリア軍のイラクでの戦闘行為を認可した」と発表した。さらに、「法の定めるところによる公式文書作成をもって、閣議は、豪軍特殊部隊をイラク軍軍事顧問団としてイラク国内に派遣することを認可した。ここで強調しておきたいが、ISIL(イスラム国)を倒すことができるのはイラクだけだが、オーストラリア及びその同盟国にとっては、ISIL打倒はイラク単独であってはならない。この使命は文明社会の利益を守るものであり、派兵はかなり長期になる可能性もある。何か月もかかることはほぼ確かである」と述べている。

 オーストラリア国防軍のマーク・ビンスキン最高司令官は、「豪軍の空襲は急がない。まだ何日か先のことだ。米軍主導の空襲は成功を収めている。ISILは空襲に反応して戦術を変更している。空軍力の特徴は、敵が大規模な地上戦力を結集させることを不可能にすることだ。我々の狙いもそこにある」と語っている。

 アボット首相は、「我々の軍事活動を戦争と呼ぶのは正確ではない。我々は一国を相手に戦っているのではなく合法的なイラク政府を支援して反乱勢力に対して戦闘作戦を行うだけだ。これは戦争ではなく使命だ」と述べている。ビル・ショーテン労働党党首は、「労働党は全面的に政府の行動を支持する」と発表している。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-10-03/australian-forces-to-begin-strikes-against-islamic-state-targets/5787638

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