花王「アタックNeo」編 第2回

世界に誇る技術力、
サービスを通して環境問題に真摯に取り組む日本企業

花王「アタックNeo」編 第2回

節水・節電・時短、省資源にCO2削減…
使うことでエコロジーに積極参加できる
液体洗剤「アタックNeo」、その実力は

2009年、“いっしょにeco”をテーマとした「環境宣言」を発表し、「エコロジー経営へのシフト」という経営姿勢をより明確にした花王。同社が、その“消費者といっしょにeco”を具現化する第1弾製品として開発・発売し、日本で大きな反響を呼んだウルトラ濃縮液体洗剤「アタックNeo」が4月、「Biozet Attack Ecosmartliquid」としてオーストラリアでも発売されました。少量でも驚くほどの洗浄力を持ち、利用者も洗濯を通して気軽にエコロジーに参加できるという同製品について、その実力をクローズアップします。(写真提供=花王株式会社)

 

その1 2.5倍ウルトラ高濃縮化で高い洗浄力とエコを実現

液体洗剤は通常、「洗浄成分」と洗剤を液体に保つための「水」からできています。「アタックNeo」の最も画期的な特長は、新洗浄成分“アクアW(ダブル)ライザー”を配合することにより、水の配合量を極限まで減らすことに成功、その結果、洗浄成分が同社の従来品に比べ2.5倍という超高濃度に濃縮されている点です。

この花王独自の濃縮技術によって、パッケージは驚くほどにコンパクト化。1キロもあった液体洗剤は400グラムまで軽くなり、買い物時の持ち運びがラクというだけでなく、小さい容器は収納にも便利になりました。

また、製品開発においてコンパクト化と同時に追求しなければならないのが、高いレベルでの洗浄力の維持です。「アタックNeo」の超高濃度洗浄成分は、汚れに集中的に働きかける作用があり、より効率的にしっかりと汚れを落とします。そのため汚れ落ちを気にして洗剤を多めに入れる必要もなく、1回の洗濯で使用する洗剤はキャップ1杯のわずか20グラムで十分。「本当にこんな量でいいの?」と思ってしまうほどの少量で今まで以上の洗い上がりを実現しています。

そして容器のコンパクト化は、工場→倉庫→スーパーマーケットという物流の際に排出されるCO2の削減だけでなく、容器原料の大幅な削減につながります。

さらにつめ替え用を使うことで、省資源化や廃棄面でもエコロジーに大きく貢献。製造・物流・廃棄の過程において環境への負荷を減らすことに成功しています。

 

その2 再付着防止効果で衣服の白さが長持ち

「アタックNeo」の超高濃度洗浄成分のもう1つの特長が、汚れの再付着防止効果です。きちんと洗濯しているのに白い衣類はいつの間にか黒っぽくくすんでしまうもの。その原因の1つが、洗濯中に落とした汚れが衣類に再び付着してしまう“汚れの再付着”でした。「アタックNeo」の新洗浄成分は、繊維からはがした汚れを洗濯中にコーティング。汚れの繊維への再付着を防止します。節水型洗濯機で、少ない水で洗っても汚れを寄せつけず、しっかり洗い上げる作用で、衣服の白い輝きを長続きさせます。

 

その3 冷水でも効果発揮&すすぎは1回でOK だから節水・節電効果がすごい !

さらに「アタックNeo」は、酵素の働きで冷たい水でも高い効果を発揮。温水を使わなくても、汚れをしっかり落とすので、電気代やガス代を節約することもできます。

しかも、洗浄成分が繊維からサッと離れる洗浄成分なので、すすぎ回数は1回を実現。すすぎ回数を1回に設定にすることで、洗濯1回につき全自動洗濯機の場合で約5〜50リットル、ドラム式で約15〜24リットルもの水を節水でき、当然節電にもつながります。

また、慌ただしい毎日の生活の中で洗濯時間を約10分も短縮できることも、同製品を利用する大きなメリットと言えるでしょう。

 

その4 アクアソープの香りでスッキリ感アップ !

洗い上がりの衣服やタオルの洗いたての香りは、誰をもとても幸せな気分にさせてくれるもの。

石鹸にほのかなリンゴの香りがプラスされたような、スッキリとさわやかな「アクアソープ」の香りは、洗濯をしている間の部屋にも、洗濯後の衣服にも、自然に広がります。

毎日の洗濯がよりいっそう楽しくなりそうです。

 

その5 豪州版「アタックNeo」は「Biozet Attack Ecosmart liquid」として登場

豪州市場ではこの4月から、「アタックNeo」の技術を応用して商品化された「Biozet Attack Ecosmart liquid」が発売されています。商品化に至る徹底した消費者調査では、“環境問題は身近で重要なこと。けれども、洗剤の洗浄効果には妥協したくない”という、オーストラリア人の洗濯に対するニーズが明らかになっています。そこで当地では、“clean”と“green”両方のニーズを満たす“smartな商品”という切り口で商品開発が進められました。

調査の中で、「少ない使用量であることは、環境に良いというイメージにつながる」ということが分かりましたが、19ミリリットル(20グラム)というほんの少量の洗剤で優れた洗浄力を発揮する同製品は、それだけで豪州市場のニーズにぴったりと合致しています。そして、1リットル・ボトルなど大きなサイズがメインの当地では、380ミリリットルというコンパクトな容器ボトルはとても目を引きます。これだけ容量が違うのに、1本で洗濯できる回数が20回で同じということは、驚きを持って迎えられるでしょう。

花王オーストラリアの青木薫さん

さらに、すすぎの回数が1回ですむ(あるいは回数を増やさなくてもよい)ことや、温水を使わずに水道水で洗濯できることによる「節水・節電・時短」効果に加え、生分解性に優れ、無リン洗剤である同製品なら、洗濯排水(グレイウォーター)を庭の散水などに再利用できる点などは、環境意識が高いオーストラリアの人々に大きくアピールしそうです。

また、容器のコンパクト化だけでも流通段階での配送コストやCO2の削減に大きく貢献しますが、余計なゴミを減らし、省資源にもつながるという利点から、さらに袋型つめ替え用パックが用意されていることも注目点です。

手で簡単に開封でき、そして容器に注ぎやすいというパックの注ぎ口の工夫も話題を呼びそうです。「とにかく1度使えば、その効果をはっきりと分かっていただけます。大規模なサンプリング・キャンペーンも実施し、オーストラリアの消費者への浸透を図っていく予定です」と、花王の豪州現地法人、花王オーストラリアの青木さん。 

日本が世界に誇る技術力によって開発された環境配慮型液体洗剤が、オーストラリアでどのように受け入れられるか、とても楽しみです。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る