シドニーで人気のナイトクラブに潜入!─拡大版!編集長コラム(2)

編集部BBKの突撃レポート改め 興味があるもの何でもリポート!

<不定期連載> BBKの突撃・編集長コラム 拡大版

今月は密かに人気の当コラム、プチ・リニューアルを祝して2本立てでお届けします!

 

ほんだらけ編    |   グランドヒット編

 

拡大版・第2弾( 第15 回)
大人の社交場「グランド・ヒット」その魅力を探る

2年ほど前にほんの小さな枠から緩い感じで好き勝手に書いてきた当コラムだが、ここのところ「書いてるの編集長ですよね?」と問われたり、編集部員から「そろそろ身元を明らかにしたほうが…」との提案があったり、はたまた「次回、うちに来て書いてもらえないですか」とのお客さんからの引き合いがあったりなど、にわかに注目を浴び始めている。

そんな運びで今回、リニューアル拡大版をお届けしている次第だが、2本目はいつもとはちょっと毛色を変え、大人の社交場に潜入したリポートをお届けする。訪れたのはシドニーCBDで人気を博すナイトクラブ「グランド・ヒット」だ。

 

日本で行ったのは数えるほど

元来、比較的交友関係が幅広かったため、東京でのリーマン編集者時代、飲み相手には事欠かなかった。人あたりがソフトで、あまり警戒されない性タチ質だったため、気兼ねなく誘える女友達も少なくなかった。そういったこともあり、仕事の付き合いや「どうしても行きたい」という友人に付き合ってというような形以外でキャバクラに行く機会はほとんどなかった。おそらく東京での社会人生活12年間で5、6回といったところだろう。

加えて、当時の僕はお金を払って女性とお酒を飲むことに対して若干の抵抗があった。若かったのだろう。刹那的な楽しみを執拗に追い求めてしまうのも若さであるが、それを「無駄」とばっさり切り捨ててしまうのもまた若さゆえの潔癖さの現れだだろう。

 

心地よい時間


 


華やかさとともに適度に落ち着いた雰囲気は落ち着いた会話にも最適だ


バー・カウンターには女性連れや女性だけの客もよく訪れる


最新のカラオケ・マシンを備えた個室は大小2部屋用意されている


さまざまな楽しいイベントも催されている。写真はビールを飲み比べる「利きビール」

今回の潜入取材にあたり僕は一応事前に妻の了解を取った。「ちょっと取材でクラブ的なところにお客さんと行ってくる」と表現を思い切り濁してしまったのは、僕の中にまだ少し残っている潔癖フィルターゆえだろう。妻は「楽しんできなよ。ていうか、全然行かないってのはどうかと思うよ」とやたら理解ある言葉とともに送り出してくれた。

1人で行くのも味気ない気がしたので、普段から付き合いのあるシドニー在住暦20年以上の某企業の社長K氏とともに訪れることにした。

「かつて、シドニーにはたくさんのキャバクラがあって僕もよく遊びに行っていた。だけど今じゃたった2店。寂しいもんだよ。でも残った店は競争を勝ち抜いてきただけあって素晴らしい」

K氏の話を聞きながら店内に入る。まず目に付いたのは5席ほどのバー・カウンターだ。ビールやカクテルが10ドルから頼めることもあり、そのお洒落な雰囲気に女性客が1人で訪れることもあるという。店内は高級感溢れる雰囲気ながら、ゴージャス感がほどよい感じに抑えられていることもあり、落ち着いた印象だ。僕はリラックスした気持ちで席に着くことができた。料金は最大4時間滞在できるセット料金で150ドル(メンバー)。1本150ドルからの焼酎やウイスキーのボトルを入れる必要があるが、シドニーの最近の物価事情を考えると決して高くはない。月初の月曜日にはボトルが半額になるため、その日にまとめてキープをする常連もいるそうだ。いずれにせよ、価格は思った以上にリーズナブルだ。

僕は今回大好物の芋焼酎「富乃宝山」のボトルをオーダー。ひさびさの味に満足しながらキャストの子たちとの会話に興じる。そんな中、全く違ったタイプの女の子が次々と現れることに驚かされる。それもそのはず。「グランド・ヒット」のキャストは日本全国から集まっているため、北海道はすすきのから、東京は銀座、歌舞伎町、六本木まで、それぞれの土地で経験を積んだ女の子がそろっているというのだ。その子たちに混ざって、シドニーで初めてキャバクラで働き始めたという子もまた少なくない。「この幅広さは日本ではあり得ないな〜」とK氏も満足げだ。

どのキャストが隣に座っても海外在住の日本人という共通項があるせいか、お互い共感を得ながら心地よく会話をすることができたが、何より個人的に嬉しく思ったのは彼女たちの放っている明るい雰囲気と親近感だ。接客はもちろんプロフェショナルだが、持っている雰囲気に日本では感じないような気楽さと明るさを感じるのだ。これは「シドニーのキャバクラ」だからこそ出る雰囲気なのかもしれない。加えて、店員やキャストが皆仲が良くそれが店全体の雰囲気に非常に良いものをもたらしているという印象を僕は受けた。

気付けば時計は日をまたごうとしており、後ろ髪を引かれる思いで店を後にした。K氏に感想を聞いてみる。「いや〜、楽しかった。みんな可愛いし、洗練された子もいれば、素朴な子もいて最高!ほら、今で言うあれだよ、AKB。みんな親しみがあって手が届きそうな感じというのがたまらない」とのこと。妻、そして会社に数多くいる女性社員の目がある手前、ここでの具体的な発言は控えさせていただくが、K氏の言葉には全面的に同意する。シドニーで働くビジネスマンの方々、お客やお仲間などを連れ、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろう。

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<プロフィル>BBK
2011年シドニー来豪、14年1月から編集長に。スキー、サーフィン、牡蠣、筋子を愛し、常にネタ探しに奔走する根っからの編集記者。齢30後半♂。読書、散歩、晩酌好きのじじい気質。

 

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