【恋愛心理学】逆心理(3)

エヴァ・チェンの恋愛心理学 自分にとっての最良のパートナーはどんな人なのか、いったいどうすればそんな人に出会えるのか。相手の心の中を知り、幸せな関係を築いていくためのヒントをご紹介します。

逆心理(3)

男女関係でよく起こる過ちの1つに、人は自分に対して親切にしてくれる人に感謝の気持ちを持てないということがあります。この過ちも、逆心理の1つの側面です。また一方で、親切心を過剰に感じてしまうことが理由で自分にふさわしい相手を失ってしまう問題もあり、自分自身の考え方や感情を管理する必要があります。

そこでまず最初に理解すべきは、そもそも本当に親切な人に出会えること自体が貴重であるということです。本当に親切な人は、相手のありのままを受け入れ、相手を変えようとしません。逆境の時こそ味方となり、必要な時には心のよりどころとなってくれます。もし人生にそのような親切な人が現れたら、その人を手放すのではなく関係を大切に育んでいかなければなりません。

次に大切なことは、親切に接してくれる人を低く見ないことです。公平に扱われていないと感じてしまうと、そういった人は私たちの前から姿を消してしまいます。従って、親切心をうまく利用しようなどとは思わないことが肝心です。

冒頭にも触れましたが、逆心理において人は親切を受けるほど、感謝の気持ちが薄れがちになります。自分に良くしてくれる人に対して感謝の気持ちを持つために、親切な人にこそ「与える」ことを学びましょう。与えることによってのみ、感謝することを学べます。これは例えるなら、無料でもらったプレゼントによく似ています。多くの人は無料でもらったプレゼントにはなかなか感謝できません。受け取った時はうれしく思いますが、失ったとしても落ち込みはしません。しかし、お金を払った物や貴重なアンティークなどの場合、簡単に手放したりはしないでしょう。

ですから、私たちは感謝できるように、人からの親切に応えようとすることが必要です。より正確に言えば、何か形にしようとすることが親切な人びとに対しての優しさへと変わるのです。もし親切な人に感謝していないとしても代わりに物質的に何かを与えることで、感謝の気持ちを持ち始めることができます。

また、親切に応えることはプレゼントだけではありません。相手を褒めたり、悩みを聞いたり、相手に合わせることも含まれます。受け取るだけではなく、与えることによって、人の気持ちは動きます。そうすることで、親切な人はより親切であろうとするのです。

何年もの間、幸せなカップルを見てきて男女関係がうまくいくかどうかの1つの重要な要素は、「受けることと与えることのバランス」だと気づきました。与える人というのは相手の好意を常に大切にすることができるので、相談に来るカップルには「与えられたらより多くを返しなさい」とアドバイスをしています。


Eva Chen(エヴァ·チェン)
恋愛コラム執筆および恋愛コンサルタント歴20年以上。その豊富な知識と献身的な仕事ぶりが1,000組以上のカップル誕生をもたらす。
Web: www.metropersonal.com.au
Email: eva@metropersonal.com.au

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