【恋愛心理学】逆心理(4)

エヴァ・チェンの恋愛心理学 自分にとっての最良のパートナーはどんな人なのか、いったいどうすればそんな人に出会えるのか。相手の心の中を知り、幸せな関係を築いていくためのヒントをご紹介します。

逆心理(4)

前回のコラムでは、いかに自分たちを愛してくれる人に感謝するかをお話ししました。今回は、男女関係を構築をしていく上で重要な、逆心理に対抗する手段でもある「失敗を認めること」の必要性に触れます。というのも、プライドが高いあまり、傷付くことを受け入れられなくなっている人を目にすることがよくあるからです。

例えば、片思いをしている方からよく相談を持ちかけられることがありますが、彼らに共通していることとして、恋に深く落ちていないものの、相手と両思いでないかもしれないという事実が受け入れられずにいることがあります。そのような人は「彼のためにやれることは全てしたから今さら諦めることはできない」「自分が彼女に見合わないなんて信じられない」「何か間違ったことを言ってしまったり、気に障ることをしてしまったのでしょうか?」「彼のような理想的な人をまた見つけられる気がしない」などと相談の際に口にします。この傷付くことを受け入れられない状態が、逆心理の始まりです。

職場で、家庭で、そして友人関係の中でも人生では失望に直面したり、望んだことと反対の結果を受け入れなければならいことは多くあります。何も犠牲にしたことがない、失望したり、落胆したことがない人なんていません。男女関係においても、それは例外ではありません。どんなに美しい女性でも、どんなにお金持ちの男性でも、拒絶される経験は誰にとっても等しくあります。安全第一な態度では何の前進もありません。

この傷付くという事実を受け入れることは、男女関係を築くことに頑張らなくても良いと言っているわけではありません。興味を持ってくれていない人を追いかけるのを止めたり、進展が無い恋からは手を引く方が賢明であるということです。そこに勝ち負けはないのです。

傷付くことは結果的に良いことなのです。傷付くことで自分自身がどんな風に成長できたか、何を改善できるのか、何を本当に望んでいるのか、また男女関係を築く上で一番重要なものは何かということを理解する機会を手にするからです。そして、この機会が「本当に必要とすべき人」にたどり着くためのステップとなります。

また、自分たちに問題があったから傷付くというわけではありません。相手に受け入れてもらえなかったという失敗には、相手の方にも何らかの問題があった可能性があります。

失敗や傷付くことを恐れなくなった時、逆心理の影響を受けることは無くなります。感情に支配されず、穏やかな心で良い決断ができるでしょう。多くの男女が望んだパートナーを得ているのは、傷付くことを恐れなかったからなのです。


Eva Chen(エヴァ·チェン)
恋愛コラム執筆および恋愛コンサルタント歴20年以上。その豊富な知識と献身的な仕事ぶりが1,000組以上のカップル誕生をもたらす。
Web: www.metropersonal.com.au
Email: eva@metropersonal.com.au

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