第29回 JfPピース・コンサート 〜ヒロシマ・ナガサキそしてフクシマ〜

JFPピースフル通信

 

オーストラリア国内の平和への動きについて、
お伝えするコラム JfPピースフル通信

 

第29回
JfPピース・コンサート 〜ヒロシマ・ナガサキそしてフクシマ〜

スピアーズ洋子(JfPメンバー)

 

2005年、JfPが発足した年にヒロシマ・ナガサキ60周年を記念してピース・コンサートを開催してから7回目のコンサートを、8月6日に開催します。

このピース・コンサートは、被爆者の方たちの「核兵器のない平和な世界を」という思いを共有し、このメッセージをメルボルンからオーストラリア、世界に向かって発信したい、という願いを込めて開催されてきました。

第1回目はフェデレーション・スクエアで行い、1,000人余りの人が集う大イベントとなりました。以来、毎年8月に行っているヒロシマ・ナガサキ・ピース・コンサートは、メルボルンで行われる恒例のイベントとして定着してきています。

発足以来、ヒロシマ・ナガサキの悲劇を繰り返してはならない、非核、核と人類は共存できない、ということを訴えてきましたが、今年は、これに加えてフクシマもテーマに含まれます。

フクシマ原発事故から3カ月が経ち、その実態が少しずつ明らかにされてきています。被害は日を追って拡大していますが、確かな収束のメドは立っていません。原爆の被爆国であるはずの私たち日本人が、なぜこのようなものの存在を受け入れてしまったのでしょうか。誰もが真摯に自分自身に問いただし、事実を知り、持続可能な未来のために自然エネルギーへのシフトへ向けた努力をすべきてしょう。

今年のピース・コンサートのテーマは「核の脅威のない未来」。原発、核兵器、核が私たちにもたらす脅威、そして環境への影響などを、1本の糸でつながっている問題として取り上げます。

スピーカーの方たちの講演のほかに、内外で活躍するメルボルン在住のオーストラリア、先住民、そして日系アーティストの方たちに毎回ご協力いただいています。アーティストの方々のパフォーマンスに込められた平和へのメッセージは、直接言葉で訴える以上の感動を与えてくれます。そして、コンサートを支えるパワーになってくれ、ファンを獲得しています。

昨年はニューヨークのオノ・ヨーコさんからもメッセージをいただき朗読しました。国内外にも知られてきたこのコンサートは、日系人だけでなくオーストラリア人の常連も増えてきています。

まだコンサートにいらしたことのない方、ぜひお友達を誘って参加してみてください。


JFPピースフル通信

Japanese for Peaceプロフィル

2005年3月に設立した日本人を中心とする平和活動グループ。05・06年に広島・長崎平和コンサートを開催。そのほか多数のイベントを企画すると同時に、地元のグループや活動家、他民族のグループとも交流を持ち、平和活動のネットワークを広げている。

Web: www.jfp.org.au
Email: info@jfp.org.au

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