最終回 住んでよいとこ裏話

魚釣りに夢中になる娘と筆者
最近行った著者お気に入りの場所、Lake Weyba(サンシャイン・コースト)の日の出。「最終回に日の出というのもいいでしょう ?」(著者)

最終回
住んでよいとこ裏話
文=加納寛之
 4年以上にわたりこのコラムを書き続けてきましたが、50回目を最終回にしようと思ってまいりましたので、今回がお別れスペシャル号です。
 私のコラムを読んでくださっているという方は年齢、性別もさまざまで、機会あるごとにたくさんの方から感想をいただきました。光栄ながら日根居総領事を筆頭に、日本企業の駐在員やそのご家族の方もいれば、(全く面識のない方だったのですが)自宅に電話をかけてきて直接感想を述べてくださった女性もいますし、ブリスベンに留学中の学生さんたちにも「読んでいます」と言っていただきました。毎月の原稿執筆にあたり、大きな励みになりました。ありがとうございました。
 このコラムは、普段の仕事から離れた視点でブリスベンでの生活を見つめることができる、良い機会を与えてくれました。
 編集部の友人の依頼により「ブリスベンの面白いところを紹介する」「6回きり」の予定で、無償で(←ここ注目)書き始めたのですが、すぐにネタもつき、だんだん趣旨もずれて、そのうち、うちの娘がかわいいことと、うちのモモがかわいいことばかり、頭に浮かぶようになってしまいました。
 それだけだと親バカ丸出しになってしまうので、さりげなくモモの写真が載せられるように海に出かけてみたり、さりげなく娘の話題が出せるようにキャンプに出かけてみたりしたのですが、気が付いたら、ゴールドコーストで絶叫しながら1人でアトラクションに乗っていたり、サンシャイン・コーストで無我夢中で魚を釣っていました。このコラムのおかげで、逆にブリスベン生活を楽しませてもらったわけです。
 また、さまざまな出来事を拾い出して文章にする作業の間に、車が盗難に遭ったり、膝や顔に傷を作ったりするような不運な出来事を笑い話にすることができたのも事実であります。
 ブリスベンの魅力はまだまだたくさん隠されているはずですので、今後も「住んでよいとこ」探しを続けていきたいと思いますが、ひとまずコラムはおしまいです。犬連れのアジア人家族を見つけたら、「ロイヤー加納ですか ? 」とぜひ声をかけてみてください。「ニーハオ ?」と言われても知りません。


プロフィル
かのうひろゆき●ブリスベン歴7年半。日・米・豪3カ国の弁護士。弁護士歴12年NY留学中の2001年に9・11テロを体験後、ブリスベンの青空に心を癒され永住を決意。モットーは仕事も遊びも全力投球!週末は妻、娘(5歳)と一緒に愛犬モモの散歩でリフレッシュ。犬連れのアジア人家族を見かけたらそれが僕たちかも ?

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