親はいつでも心配性

まさこのメルボルンライフ

メルボルンの、とあるラテン系一家での
日本人主婦奮闘記!
まさこのメルボルンライフ
親はいつでも心配性

子どもを授かった瞬間から、心配事は絶えないものです。妊娠中は「五体満足に生まれて来るかしら ? 」と心配し、生まれた後は「ミルクをあんまり飲んでくれない」、もう少し大きくなると今度は「幼稚園でお友達ができるかしら ? 」とキリがありません。

成長にしたがって心配の内容も変わります。長男が4年生の時、学校でキャンプへ行くことに。それに対して夫は「ケガをしないか心配だ、行かせたくない」と反対。キャンプといえば学校行事の中でも一大イベント ! 子どもたちはとても楽しみにしています。それを親の心配1つで潰してしまうのは勝手じゃないかしら ? 私は夫を説得し、息子は参加することができました。実際行かせてもらえなかった子もいると後から先生に聞いて「皆でキャンプの思い出話をしている時、話に入れないなんてなんて酷だろう」とその子が気の毒になりました。親御さんは、キャンプ中のアクティビティーに乗馬やカヌーが含まれていたため、「馬から落ちてケガしたら ? 」「水に落ちて溺れたら ? 」と心配したのでしょう。

まさこのメルボルンライフ

先日、長男の親友家族から「週末にサマーハウスへ行く予定だがルカも一緒に来ないか ? 」とお誘いがありました。飛び上がって喜ぶ長男に「まずパパに聞いてみないとね」と言いつつ、心の中で「OKをもらうのは難しいぞ」と思っていました。夫は「石橋を叩いて渡る」慎重派を通り越して「叩きすぎてぶち壊し、結局渡らずじまい」というほどの心配性。自分の目の届かぬ所で息子が海へ入るのを想像すると、心配でたまらないのでしょう。確かに長男は向こう見ずな所があるので心配は心配ですが、私としては大いに冒険してもらいたい。息子と2人で説得し、夫はしぶしぶOKしました。

こんな夫も昔はかなりのわんぱく坊主で、毎日子どもだけで海で泳いでいたそうです。心配して浜辺まで降りて来た母親が、泣き声で「戻ってらっしゃ~い」と叫んでも、2~3メートルもある高波の中、平気で泳ぎ続けていたそうです。今彼は、あの時の母親の心境を味わっているのでしょうね。


まさこプロフィル
イラストレーター。96年結婚を機にメルボルンへ移住。99年より4年間南イタリアで暮し、その後再来豪。イタリアも好きだが、マルチ・カルチャーのメルボルンは居心地がよい。

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