よい“初夢”を見るには?

「ラスト陰陽師」橋本京明が、毎日を笑顔で過ごせる開運方法を指南!
 

第5回 初夢とは?

初夢は1月1〜2日にかけて見る夢を指し、日本ではこの夢の内容で1年の吉凶を占う風習があります。

縁起の良い初夢と言うと「一富士二鷹三茄子」が知られていますが、富士はともかく生活に密着していない鷹や茄子が夢に出てくることは稀でしょう。そもそも、このことわざは江戸時代から言い伝えられ語源はさまざまですが、その時代に権力を振るった徳川家に縁の深い駿河国における高いものの順(富士山、愛鷹山、初物の茄子の値段)から来たという説が一般的です。

私は日本の言い伝えやことわざが何百年後の今でも残っていることに深い意味を感じ、そのまま解釈するのではなく時代に寄り添いひも解くようにしています。「一富士二鷹三茄子」はその時代を代表するものであり、つまり現代に置き換えるとその人の憧れや目標となる人やものが初夢に出てくると縁起が良いと考えられます。また、陰陽道では最も高い位置にある宇宙や空の夢を見るのも縁起が良いとも伝えられています。

夢は潜在意識の表れです。眠る前に1年を振り返り反省と感謝の気持ちで、新年に向かってより高い目標を思い描くといいのです。お正月を過ぎても良い夢を見ることで運気も上がります。

そこで準備しておきたいのが、金色の小さな鈴です。思いを描いた後、その鈴を3回鳴らし白い紙に包んで枕の下に入れて休みましょう。体内リズムが取れてきて健康運も上がります。

良い鈴は日本で昔から神仏と人間を結ぶ大切な役割を果たしてきました。神社で鈴を鳴らして神に拝むのもそうですし、仏壇で鈴を鳴らして先祖を拝むことも、除夜の鐘や教会の鐘も超常的な力を持つものに通じる音色とされてきました。

陰陽道では鈴を鳴らすことは神仏を呼び出すものではありません。鈴を鳴らすことは神様のお力をいただくことを意味します。

良い夢を見た時には「ふくとくじょうちょうくどくにょらい」と3回唱えると、さらに良いことに変わります。もし、悪いと思う夢を見た時には寝起きに「かたくにのそののみたけになくしかもちかひをすればゆるされにけり」と唱えてください。すると、悪いことが良い出来事に変わります。2014年を迎える際にぜひ試してくださいね。


☆プロフィル
著者・橋本京明◎神官の家系に生まれ、幼いころから念視・予知、霊感・霊体験をし、小学2年生で四柱推命、紫微斗数、奇門遁甲などの占いを学び始める。その後、数々の寺院で修行。高校卒業後は会社に勤めながら占いの個人鑑定を開始し、2008年に独立。「ラスト陰陽師」としてメディアにも多数出演。現在は東京都にオフィスを構え、個人鑑定を行っている。

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