長寿を祝う“還暦”と干支の関係

「ラスト陰陽師」橋本京明が、毎日を笑顔で過ごせる開運方法を指南!
 

第22回 長寿を祝う“還暦”と干支の関係

皆さんは家族や自分の誕生日をどのように過ごしていますか?子どものころは誕生日というと、プレゼントがもらえてケーキが食べられる嬉しい日でした。それが私も大人になり、いつからか自分の誕生日は自分をこの世に送り出し育ててくれた両親に感謝する日であると思うようになりました。毎年、年を重ねる度にその思いは深くなります。

ところで、日本では長寿をお祝いする行事があります。最初のお祝いが還暦です。還暦とは、60年で干支がひと回りして、再び生まれた年の干支に「還る」ことから、元の暦に戻るという意味になっています。

干支(えと)というのは正確に言うと十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて形成されています。干支の「支」は十二支のことで「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」です。また、干支(えと)の「干」は十干のことで「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」です。この「干」と「支」の組み合わせのパターンが陰陽五行道では60種類用意されていることから、干支がひと回りするのが60年となります。これが還暦(数え年:60歳)です。

今でこそ60歳はまだまだ若い年齢ですが、戦前までの日本人の平均寿命は50歳にも至りませんでした。現代では経済の成長とともに平均寿命は年々伸びて、男性が80歳、女性は86歳と言われています。そこには人々の食生活が豊かになったことや、医療の進化が貢献していると思われます。今では還暦のお祝いは長寿を祝うというより、これまでの感謝の気持ち、そしてこれからも健康で長生きしてほしいという家族の願いを込めたものになっています。

還暦のほかにも 古希(こき/数え年70歳)、喜寿(きじゅ/数え年77歳)、傘寿(さんじゅ/数え年80歳)、米寿(べいじゅ/数え年88歳)、卒寿(そつじゅ/数え年90歳)、白寿(はくじゅ/数え年99歳)があります。さすがに白寿となると現代においても長寿のお祝いですね。長く生きてこられた人に対して、その貴重な経験や知恵を尊敬する気持ちを忘れることなく感謝してお祝いしたいものです。


☆プロフィル
著者・橋本京明◎神官の家系に生まれ、幼いころから念視・予知、霊感・霊体験をし、小学2年生で四柱推命、紫微斗数、奇門遁甲などの占いを学び始める。その後、数々の寺院で修行。高校卒業後は会社に勤めながら占いの個人鑑定を開始し、2008年に独立。「ラスト陰陽師」としてメディアにも多数出演。現在は東京都にオフィスを構え、個人鑑定を行っている。

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