Webコンテンツでの“パクリ”(盗作)はどこまで許されるのか?

今日から売れる販促・集客のコツ

しみながら売繁盛!

楽笑マーケティング

「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。

Webコンテンツでの“パクリ”(盗作)はどこまで許されるのか?

日本中を騒がせた佐野研二郎氏らによる東京五輪エンブレムの“パクリ”騒動。公募という形で収束しましたが、今後の佐野氏への損害を考えると、パクリの賠償って恐ろしいですね。さて、WEB業界でもパクリは横行しており、昨今は「キュレーション・サイト」による記事の盗用が相次ぎ問題となりました。こうしたパクリ問題は、大手メディアだけでなく、ブログを書いている一般人にも大きく響く問題です。そこで今回は、Webコンテンツでの“パクリ”がどこまで許されるのかについてを調べてきました。

 

◆コピペ·サイトはGoogleに嫌われる
 2011年にGoogleが導入した検索アルゴリズム「パンダ・アップデート」により、検索順位は大きく変動しました。パンダ・アップデートとは、「他サイトのコンテンツをコピーしただけのようなオリジナル性のないサイトや情報が希薄でユーザーにとって価値のないサイトといった低品質サイトの検索順位を下げる」システムです。そのため、コピペ・サイトは軒並み検索順位が下げられ、最悪、検索から除外という重いペナルティーを受けるサイトも出ました。

 

◆コピペの許容範囲は10%以下が目安
 それでは、どれくらいコピーするとコピペ·サイトと認識されるのでしょうか?Googleの検索アルゴリズムは公表されていませんが、僕がコンテンツ記事の仕事を手伝っている日本の某大手ウェブ・メディア企業は、「他サイトからの引用は10%以下」と厳しく規定しています。「引用」で10%以下というのがポイントで、引用は「<BLOCKQUOTE>~</BLOCKQUOTE>」というHTMLタグで文章を囲む必要があります。つまり、このタグを記入し忘れると、たった一文でもコピペと認識される可能性があることを示唆しています。

 

◆ドメインの信頼性によっては誤審も
 次に、Googleはどうやってコピペとオリジナルを見分けるのでしょうか?1つは投稿日時です。公開日時が古い記事の方をオリジナル記事として認識しているようです。しかし、指標はそれだけではなく、「ドメインの信頼性」も影響します。例えば、日本国内に登記されている企業や団体だけが登録できる「.co.jp」「or.jp」はドメインとしての信頼性が高いため、あからさまな転用でなければペナルティーを受けにくくなっています。また、「.com」よりも「.au」「.jp」という地域ドメインの方が信頼性が高いとされています。そのため、実際はある程度コピペをしても、ドメインの信頼性の高さによって、オリジナル・コンテンツが検索順位で下回る場合もあります。

 

◆記事を盗用されたら、どうするか?
 さて、ブログやコンテンツが盗用された場合はどうすれば良いのでしょうか?Googleは現在、コピペ・サイトにはかなり厳しい姿勢を取っています。こうした被害に遭った場合には削除依頼ができるようになっています。いずれにしても、人のまねをしないと成り立たないようなビジネスはいずれ淘汰されますので、しっかりとオリジナルの記事を作成しましょう。


森茂樹
●出版・映画会社の角川書店入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com

 

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る