若者を集客するために知っておきたい「半径5キロ・マーケティング」とは?

今日から売れる販促・集客のコツ

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楽笑マーケティング

「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。

若者を集客するために知っておきたい「半径5キロ・マーケティング」とは?

留学先としても人気のオーストラリアでビジネスをしている人であれば「若者」の重要性に気づかない人はいないでしょう。しかし、昨今の若者といえば「留学しない」「物を買わない」「酒を飲まない」など欲のない人たちが多く、それが経済の活性化にも影を落としていると言われています。

そこで今回は、「イマドキの若者」を集客するためヒントについてお伝えします。

コンテンツSNSから見る若者の「他人からどう見えているか」意識

公開からわずか2年間でユーザー200万人を突破した音楽SNSアプリ「nana」はユーザーの81パーセントが22歳以下の若者です。スマホで歌声や楽器演奏を録音・投稿できるアプリですが、今の若者が熱中するアプリといえば、6秒動画のVine、写真や動画を投稿できるInstagram、そしてnanaなど「コンテンツ投稿型SNS」に集中しています。

若者がこうしたSNSに傾倒する理由は、投稿による自己表現をしたいという外向的な理由よりも、「自分はみんなにどう思われるのか」を安全な領域内で知りたいという内向的な理由のほうが大きいのです。それを簡単に実現できるのがコンテンツ型SNSです。

若者に人気の「タコパ」とは?

さて、若者はスマホをいじってばかりいるわけではなく、積極的に友人たちと会っています。いわゆる「リア充」な若者が主流なのです。ハロウィンに仮装して渋谷の街を練り歩いたり、パーティーやフェスなどに出かけ、それをSNSに投稿したりしています。

中でも、ここ2、3年若者に人気なのが「タコパ」。たこ焼きパーティーの略ですが、関西だけではなく全国的に広がりを見せています。その人気の理由は「誰でも簡単に作れる」「タコパはSNSの絵になる」「リア充っぽい」といったところです。Instagramのハッシュタグでも9万件を超えるほどの人気です。

若者は半径5キロ以内で消費する

では、なぜ若者はタコパをするのか?これもSNSと深い関係があります。今の若者の多くはSNSで見知らぬ人(フォロワー)とのつながりも多く、一方、学校や地元の友達ともつながっています。彼らは「つながり」を大事にするため、仮装やフェスなどにお金を費やします。すると、「つながり」に疲れを感じてきます。

そうなると、地元の友達とタコパをする、近所のファミレスでおしゃべりをするといった地元での行動が逆に増えてくるのです。

これを「半径5キロのマーケティング」と呼びます。

同時に、自分の半径から遠い情報はスマホで完結することが多くなるため、遠い目標が立てにくくなっているというわけです。

このように、若者を集客する時には、いかに身近なコミュニティーと感じられ、相手にどう思われているかがこっそり分かるサービスを手掛けることがヒントになります。


森茂樹
●出版・映画会社の角川書店入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com

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