豪州のネット・ショップや土産店が今後売上げを伸ばせる商品とは?

今日から売れる販促・集客のコツ

しみながら売繁盛!

楽笑マーケティング

 

「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。

豪州のネット・ショップや土産店が今後売上げを伸ばせる商品とは?

2015年のゴールデン・ウィーク(GW)は、4月25日を皮切りに最大12連休という“スーパー・ゴールデン・ウィーク”となることをご存じでしょうか? 海外旅行の予約状況でもヨーロッパやオーストラリアなどの遠方も増加傾向にあり、ネット・ショップや土産店にとっては、例年にないビジネス・チャンスとなりそうです。そんな中、食品を扱う土産店やネット・ショップ運営者なら絶対に知っておきたい新しい制度が日本でスタートしました。

 

◆機能性表示食品制度とは?

今、日本の食品業界が注目しているのが、4月1日より施行された「機能性表示食品制度」です。これは、「ツルツルお肌を維持できるコラーゲン・スープ」などといった健康効果についての表示を企業責任で可能にする制度。かつて健康食品の機能性は、消費者庁からの認可が必要な「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」のみに許されてきました。しかし、トクホに認定されるには1~5年ほどかかるため、せっかく健康に良い食品を製造してもなかなかアピールすることができませんでした。

しかし、この機能性表示食品制度によって、健康に与える効果の科学的根拠を示す論文や表示内容を消費者庁に届け出れば、60日後には機能性表示食品として販売できます。そのため、大手メーカーがこぞって申請し、今後の食品業界の販促に大変革をもたらすと言われています。

 

◆機能性表示制度を利用して販促する

さて、この機能性表示制度をオーストラリアの業者も活用しない手はありません。もちろん、豪州の制度ではありませんが、今後、来豪する日本人のお客さまの意識が変わってくるという点がポイントです。

例えば、オーストラリア土産の代表格である「マカダミア・ナッツ」には、血中コレステロールや中性脂肪を減らす「パルミトオレイン酸(POA)」が豊富に含まれています。こうした科学的根拠をうまく販促に利用して、日本に輸出販売するということが考えられます。消費者庁に申請すれば、今までは「ベタなお土産」だったマカダミア・ナッツも「消費者庁お墨付きの健康食品」のように販売できるようになります。実店舗を持っていれば、こうした効果効能をラベルに表示して販売できるので、他社製品とは格の違いを見せつけて差別化が図れるというわけです。

 

◆狙い目は豪州ならではのお土産品

オーストラリアにはマカダミア・ナッツ以外にも健康に良いとされる土産品がたくさんあります。例えば、葉酸やβカロテンが豊富な「マンゴー」、ビタミンB12や亜鉛を多く含む「ビーフ・ジャーキー」、ビタミンB群ほか栄養価の高い「ベジマイト」などのオーストラリアならではの食品は、販促次第で主力商品となる可能性は高いでしょう。

また、「プロポリス」や「天然はちみつ」、「ロイヤル・ゼリー」といったお土産として定番の健康食品などは、日本でもさまざまな業者が機能性表示食品制度を活用することが予測されるので、今後売り上げの増加に期待が持てます。

残念ながらアルコール飲料は対象外なのでワインはダメですが、探せばほかにもいろいろありそうです。


森茂樹
●出版・映画会社のKADOKAWA入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com

 

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