サクラハウス「オーストラリアの旅の思い出を胸に、今日も恩返し」

サクラホテル/ホステル、サクラハウス

世界中から毎年約110カ国籍のゲストが訪れるという、東京のサクラホテル。ここでは毎日国際色豊かな光景が広がっている。そこで本コラムでは、このサクラホテルのスタッフたちが、ユニークなゲストたちやエピソードをご紹介。

サクラハウスとは?
1992年の創業以来、海外からのゲストに東京でのマンスリー・アパートやシェアハウス、ドミトリー・タイプの住まいを提供。東京23区を中心に便利な駅近物件を130カ所ほど構え、日本文化・国際的なイベント、ワークショップなども随時実施している。

思い出を胸に今日も恩返し

サクラハウスのメンテナンス部で働き始めて3カ月。その前、私はオーストラリアを旅していました。以前からこの広大な国を自分の足で歩いて、現地の文化に触れたいと思っていたため、半年間かけてケアンズからブリスベン、そしてメルボルンまでを巡り、途中にある小さな町々を含め東オーストラリアを周りました。たくさんの人に出会い、たくさんのシェア・ハウスやホテル、ホステルに滞在。移動はバス、電車、飛行機や、時にはヒッチハイクをしながら巡る旅でした。

オーストラリア人に対する印象を振り返ると、1つの国といえども地域によってしゃべり方や性格、格好が異なり改めて面白いと感じます。例えば、ケアンズでは多くの人が水着姿に裸足で町を歩き、言葉はなまっていて、性格は陽気だけれども少し大雑把であったりとか。

旅の途中、もちろん多くのトラブルにも見舞われました。一文無しになり途中で日本への帰国が頭をよぎったこともあります。そんな時に、親切なオーストラリア人に助けられたことを今でも忘れません。陽気な彼は見ず知らずの私に、無償で部屋を提供してくれ「いくらでも居て自由に使ってくれたらいい」、と家に泊めてくれたのです。彼は「日本に興味があり、いつか旅行したい」と言っていたので日本のことを話すと、とても喜んでくれました。その家を発った後、私は旅を完遂することができ、彼にはとても感謝しています。

心優しいオージーとの思い出の1枚
心優しいオージーとの思い出の1枚

全てのオーストラリア人がこんなに優しく陽気な性格ではありませんが、温暖な地域特有の人柄なのか、思いやりのある人が多い印象でした。また、日本語を勉強している親日家がたくさん居たことにも驚きました。

現在、私はメンテナンス部の一員として働いています。外国人専用の宿泊施設を管理するのは思っていた以上に大変です。私たちが生活する上で、日本にいると当たり前と思っていることの全てが海外から来た人にとっては大冒険で、リモコンの使い方1つ、虫1匹の出現で呼び出されることも。大変ですが、刺激がありやりがいを感じています。次は私が日本へ来た外国人に、心地良い空間を提供することで恩返しできればと思っています。
児玉卓也(サクラハウス)

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