サクラホテル/ホステル「マンリーでのサーフィンの思い出」

サクラホテル/ホステル、サクラハウス

世界中から毎年約110カ国籍のゲストが訪れるという、東京のサクラホテル。ここでは毎日国際色豊かな光景が広がっている。そこで本コラムでは、このサクラホテルのスタッフたちが、ユニークなゲストたちやエピソードをご紹介。

サクラホテルとは?
「世界中の人々が出会い、お互いに理解し合う場を作りたい」をモットーに、創業以来、海外からのゲストに東京での滞在先を提供。姉妹会社のサクラハウスでは、中長期滞在の人向けにドミトリー、シェア・ハウス、アパートなども案内している。

マンリーでのサーフィンの思い出

ワーキング・ホリデーでオーストラリアに行った理由は、英語を話せるようになりたかったことと、サーフィンをしたかったから。当時シドニーからフェリーで30分ほどのマンリーという街に住んでいました。小さな街の目の前には海があり、人びとも穏やかでフレンドリー。思いきりサーフィンと勉強をして、日本ではできないさまざまな経験をしました。

今でも鮮明に覚えているのはサーフィンをしていた時、「バレル」と叫ぶ声が聞こえる中、気が付くと自分が波の中にいたこと。バレルとは波がチューブのように巻いている様子を表す言葉で、多くのサーファーがその瞬間のために波を求め、日々鍛錬しています。一瞬の出来事でしたが、内側から見る波は何とも言えずきれいでした。また、写真でしか見たことはありませんが、一定の条件がそろうと太陽の光と海の青さが混ざり合い緑色に見え、それを「グリーン・ルーム」と呼ぶそうです。

波に乗り終えるとサーファーたちが「ナイス」と声をかけてくれ、いつもは言葉を交わさない人たちが笑顔で祝福してくれました。オーストラリアでは良い波が多いため波を取り合うことなくリラックスしてサーフィンができ、サーファーたちの性格も海のように寛大。それは海底が透けて見えるほどきれいな海のお陰かもしれません。またオーストラリア人のサーフィンには技にキレとスピード感があり、見ているだけで魅了されました。日本では「次の波に乗るのは俺だ」と言わんばかりに波を待つサーファーが多いため、オーストラリアのようにはいかないでしょう。

オーストラリアの美しい海は印象的
オーストラリアの美しい海は印象的

オーストラリアでたくさんの人に出会い、ニュージーランドに旅立つ時は、「今後一生会うことはないだろう」と友人たちが別れを惜しんでくれ、久しぶりにたくさんの涙を流しました。1カ月後にニュージーランドで友人の1人と偶然再会した時は本当にうれしかったです。

私が今いる東京のサクラホテルにはオージーの宿泊客も多くやって来ます。彼らが裸足で歩く姿やオーストラリアなまりで話しているのを聞くと懐かしい日々がよみがえってくるようです。オーストラリアで世界中の人に歓迎してもらった分、今度はサクラホテルで日本流のおもてなしを提供し、旅のお手伝いができたらと思います。
間中隼人(サクラホテル)

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