サクラホテル/ホステル「初心に戻れる第二の故郷」

サクラホテル/ホステル、サクラハウス

世界中から毎年約110カ国籍のゲストが訪れるという、東京のサクラホテル。ここでは毎日国際色豊かな光景が広がっている。そこで本コラムでは、このサクラホテルのスタッフたちが、ユニークなゲストたちやエピソードをご紹介。

サクラホテルとは?
「世界中の人々が出会い、お互いに理解し合う場を作りたい」をモットーに、創業以来、海外からのゲストに東京での滞在先を提供。姉妹会社のサクラハウスでは、中長期滞在の人向けにドミトリー、シェア・ハウス、アパートなども案内している。

初心に戻れる第二の故郷

私はサクラホテルに入社する前、2年間オーストラリアでワーキング・ホリデーをしていました。

ほぼ無一文で日本を飛び出したので、オーストラリアの空港に着くとすぐに前もって求人サイトで調べておいたブロッコリー・ファームに電話をかけました。「仕事を探している」と伝えると「仕事あるから今すぐガトンに来て」とだけ言われ切られました。

ガトンという街がどこかも分かりませんでしたが、その電話だけを頼りに行き方を調べ街へ向かいました。運が良いことにガトンに着くとすぐに仕事が決まり、同時にシェア・ハウスも見つかり、そこからのファーム生活はあっという間でした。ブロッコリー・ファームで働き始めて間もなく、ワーカー30人のスーパーバイザーを任され、大変でしたがいろいろな国籍の人たちをまとめる楽しさを学びました。職場のボスを始め、英語にも仕事にも慣れない私を信頼して付いてきてくれた仲間に今ではとても感謝しています。

ブロッコリー・ファームで仕事をした仲間たちと
ブロッコリー・ファームで仕事をした仲間たちと

そして、少し生活に慣れてきたころ中古車を買いました。その車は既に29万キロも走っていて、日本だと廃車になるような車でしたが、オーストラリアでは驚くことではありませんでした。しかし、カンガルーにぶつかった衝撃でタイヤから変な音が出たり、バッテリーがよく上がったり、給油ランプが壊れていたためガス欠になり、ヒッチハイクをしてガソリンを買いに行ったこともありました。

車に関しては本当に運が無く、落ち込んでいるといつも地元のオージーが「ガス欠はこの国ではよくあることだから」「大した修理じゃなかったから修理代はいらないよ」と笑って助けてくれました。そんなトラブルから救われる中で、国籍に関係無く誰にでもフレンドリーで、コミュニケーションを大事にするオーストラリア人がとても好きになりました。

サクラホテルに入社して半年が経ちますが、オーストラリアで多くの人に助けてもらったことを忘れず、サクラホテルでの仕事を通して今度は日本で少しずつ世界中から来るゲストに恩返しをしていきたいと思っています。

既に多くのオーストラリアからのゲストに出会っていますが、その度にオーストラリアは私に初心を思い出させてくれる第二の故郷だと感じています。
吉野奈々美(サクラホテル池袋)

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