サクラホテル/ホステル「ローカル・ツアー 」

サクラホテル/ホステル、サクラハウス

世界中から毎年約110カ国籍のゲストが訪れるという、東京のサクラホテル。ここでは毎日国際色豊かな光景が広がっている。そこで本コラムでは、このサクラホテルのスタッフたちが、ユニークなゲストたちやエピソードをご紹介。

サクラホテルとは?
「世界中の人々が出会い、お互いに理解し合う場を作りたい」をモットーに、創業以来、海外からのゲストに東京での滞在先を提供。姉妹会社のサクラハウスでは、中長期滞在の人向けにドミトリー、シェア・ハウス、アパートなども案内している。

ローカル・ツアー

サクラホステル浅草のフロントには前月の国別滞在者数ランキングが掲示してあり、1~2月はオーストラリアが1位でした。

この時期に宿泊されるオーストラリアからのゲストは、スキーや温泉などを楽しむため、東京には数日滞在し、その後、北海道や長野県に旅行される方が多いです。

サクラホステル浅草では毎月、「ローカル・ツアー」を開催しています。浅草と言えば、浅草寺、雷門、東京スカイ・ツリーなどが有名ですが、実はあまり紹介されていない隠れた名所、イベントもたくさんあります。

日本最大級の熊手や「なでおかめ」があり酉(とり)の市を開催している鷲(おおとり)神社、浮世絵の「東都三十六景」にも描かれていて大根まつりを開催している待乳山聖天(まつちやましょうでん)、招き猫発祥の地である今戸神社、立派な内陣が黄金色に輝いている東本願寺など、これらの神社仏閣が徒歩10~15分圏内にあり、多くの旅行者にお勧めしています。

ローカル・ツアーでは神社を訪れる前にホステルで、お好み焼き、手巻きずし、餃子などの日本食を自分たちで作って食べてもらい、食後は福笑いや百人一首などのゲームを催し、伝統文化を楽しんで頂いています。

1月は、餅つきをしたり、おせち料理、雑煮を食べた後に初詣に行きます。神社では手水の作法を説明し、場所によっては茅(ち) の輪くぐりをし、参拝します。

2月は節分なので、参加者自身で作った恵方巻を食べた後に豆まきを体験して頂きます。その時に、鬼役を数名募りますが、オージーはよく手を上げてくれます。その後、神社に参拝し、節分祭などを見学します。

招き猫のポーズをするゲストたち
招き猫のポーズをするゲストたち

このように4月は隅田川での花見、7月は合羽橋の七夕祭り、鬼子母神(きしもじん)の朝顔市など、1年を通じて浅草の地元ならではのツアーを開催しています。

ゲストの中には家族連れの方もいますが、多くは世界各国からのバックパッカーです。地元ならではのイベントを開催することで、その土地をよく知り、意気投合した参加者たちは一緒に飲みに出掛けたりしています。

ゲストの目的地は日本全国さまざまで、東京をゆっくり観光される方もいますが、短期滞在の方も少なくないです。わずか数日の間であっても、浅草を訪れたことを旅行の思い出にして頂けたらうれしく思います。
福野忠彦(サクラホステル浅草)

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