サクラホテル/ホステル「My second home」

世界中から毎年約110カ国のゲストが訪れるという、東京のサクラホテル。ここでは毎日国際色豊かな光景が広がっている。そこで本コラムでは、このサクラホテルのスタッフたちが、ユニークなゲストたちやエピソードをご紹介。

サクラホテル/ホステルとは?
「世界中の人びとが出会い、お互いに理解し合う場を作りたい」をモットーに、創業以来、海外からのゲストに東京での滞在先を提供。姉妹会社のサクラハウスでは、短期から長期滞在の人向けにドミトリー、シェア・ハウス、アパート、町家スタイルのバケーション・レンタルなども案内している。

My second home

「もしもし~、みんな元気? 今日は誰が働いているの?」

サクラホテル池袋のフロントには、たまにこんな国際電話が掛かってきます。

特に予約をするわけでもなく、世間話をして「じゃあ、またね~」と切っていく。いやいや、こちらもそんなに暇じゃないんだよと思う時もありますが、スタッフはこんな電話に癒されたりしています。

もちろん、ほとんどの電話が予約のお問い合わせですが、このような電話の相手は彼しかいません。オーストラリア・メルボルン在住のMくん。

Mくんがサクラホテル池袋に初めて来たのは恐らく3、4年前。いつも夜通し飲んでいて、ホテルに帰ってくるのは朝方から昼。そこから夕方まで寝て、また夜遊びに行く。それを滞在している2週間程ずっと続けるわけです。毎日タフだなあという印象でした。それでもどんなに飲んで帰ってきてもMくんは毎日笑顔。フロントに来てはスタッフといろいろな話をしていきます。飲みに行って出会った人の話から仕事の話、たまに人とのコミュニケーション論まで……彼との会話は楽しいばかりでなく勉強になることもあります。

サクラホテル滞在中のMくんとスタッフ。前回滞在時にフロント前で
サクラホテル滞在中のMくんとスタッフ。前回滞在時にフロント前で

そんな彼が、何度目かの滞在でチェックアウト間際に次の言葉を残してくれました。

「次は〇月に泊まりに来るね。ここは僕の第2の家だから!」

実際には「My second home」という言葉だったと思いますが、とても心に残っています。何度も東京に、そしてサクラホテルに泊まりに来てくれるゲストはたくさんいらっしゃいますが、実際に口に出して言われると本当にうれしい言葉です。

Mくんのように1年に2回3回と泊まりに来てくれる人はそんなに多くはありませんが、彼は来る度に「ただいま」と言ってくれたり、名指しで呼び出してくれたりします。ただの「泊まる場所」ではなく、「家」であること、我々スタッフの、サクラホテルの目指すところはまさにそこにあります。

住み慣れない土地で親切にされることのうれしさや何気ないひと言が心に響くことを、ワーホリや留学経験が豊富なサクラホテルのスタッフは知っています。

Mくんだけではなく、サクラホテルを訪れてくれる全ての人に「My second home」と言ってもらえるような、サクラホテルをそんな場所にしたい、というのが我々スタッフの願いでもあり、毎日の目標です。
佐藤麻衣子(サクラホテル池袋)

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