リピートしたくなる、人気のブランチを求めて

それでも するメルボルン

リピートしたくなる、人気のブランチを求めて

ここ数年のプラーン、ウィンザー・エリアの人気店と言えば、まず1番に名前が挙がったのが「Dukes Cafe」。このカフェがオーナー・チェンジのため「Journeyman」と名を変え、料理がグレード・アップしてさらに人気と聞き付け、行ってみた。

チャペル・ストリートをウィンザー方面に歩くと、ハイ・ストリートを越えたあたりから徐々に人通りが増え始める。かつての「Dukes Cafe」は店内のロースター・マシーンからあふれ出す豆の香りが看板のようなものだったが、新店名を冠した今は入り口に並ぶ人々が目印だ。12時に着くと、平日にもかかわらずほぼ満席。ロースターがあった場所はすっきりと改装され、テーブル席が増えたお陰か家族連れもちらほら見える。

赤と緑のコントラストも色鮮やかな「Beetroot cured Salmon」
赤と緑のコントラストも色鮮やかな「Beetroot cured Salmon」

メニューは数カ月ごとに変わるが、一度も外されたことのない人気メニュー「Avocado hummus toast」($19)は、ハチミツが絡んだベーコンとアボカドとひよこ豆のペーストがオージーの心をとらえて離さない。私を唸らせた一品はビートルート(ビーツ)と一緒にマリネされたサーモンが載ったサラダ、「Beetroot cured Salmon」($19)だ。サーモンの身がビーツの色で赤く染まり、一見するとマグロに見える。添えられた完璧な仕上がりのポーチド・エッグとともに食すと、まるで鉄火丼を食べているような嬉しい感覚が味わえる。その下にはボリュームたっぷりのケール・サラダが。緑黄色野菜の中でも特にビタミン豊富なケールは、青汁の材料と言った方がピンとくる人も多いかもしれない。生で食すのはここ数年のトレンドで、このサラダはキヌア、アボカド、フェタ・チーズのほか、ひまわりの種やレーズンの食感にハーブの香りを足すことで、ケールの苦みや青々した味を上手く消している。味、量、栄養と三拍子そろい、見た目も申し分ないひと皿だ。女性1人では食べきれない量なので、シェアをお勧めしたい。

食後は締めの1杯をどうぞ。今もDukesの豆を使い、バリスタの腕とコーヒーの質の高さは変わっていない。週末も朝9時からコーヒーを求める人で混み出し、昼時にはボリューム満点の食事を目当てに行列ができるそう。競争が激しいメルボルンのカフェ・シーンの中で進化し続ける人気カフェを、ぜひ一度お試しあれ。

■Journeyman
169 Chapel St., Windsor
営業時間:7AM~4PM(月~土)、8PM~4PM(日)
Tel: (03)9521-4884

泣いたり、笑ったり、怒ったり、異国で暮らす毎日はいろんなことがあるけれど、日々発見することがたくさん。「この街に恋するように暮らしたい」がモットーの2児のママ・エディターが綴る、メルボルンのライフスタイル、美味しいもの情報。(文=大木和香)

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