レバノン料理のお惣菜は忙しい人の味方/それでも恋するメルボルン

それでもするメルボルン

レバノン料理のお惣菜は忙しい人の味方

肉料理をテイクアウェイし、グロッサリーで食材を買えば簡単・満足のレバノン・ディナーに
肉料理をテイクアウェイし、グロッサリーで食材を買えば簡単・満足のレバノン・ディナーに

レバノン料理のカフェとグロッサリーを併設している「Oasis」は、南東部の住人ならば一度は聞いたことがある名前だろう。駅から遠く、車でしか行くことができない場所にありながら、リーズナブルで本格的な味を求め多くのオアシス・ファンが訪れる。昨年の6月に大規模なリノベーションをしてからは、カフェ・スペースも拡大し、うれしいことにグロッサリー部門が充実した。

日本人にはなじみの少ないレバノン料理、まず、試すべきは自家製のピタ(平たいパン)を使った「WRAPS」だ。「Shawarma(シャワーマ)」と呼ばれる肉の炙り焼きをスライスした物を、たくさんの野菜と一緒にピタに巻いて食べる料理。中身はラム、チキン、ポーク、ファラフェル(豆のコロッケ)から選ぶことができる。更に、オプションで「Tahini(タヒニ・白ごまソース)」や「Hommous(フムス・ひよこ豆のペースト)」などを入れると、味に奥行きが出て一層おいしく頂ける。

グロッサリーでは中東を中心に、さまざまな食材を扱っている
グロッサリーでは中東を中心に、さまざまな食材を扱っている

しっかりと食べたい人は「Shawarma&Salad」($15.9)か「Shawarma, Rice&Salad」($17.5)を。付け合わせのサラダやライスを選べて、大人2人で十分シェアできる大きさだ。サラダは常時6種類ほどあり、スーパー・グレイン・サラダ、ザクロがアクセントになったライス・サラダなど、どれも日本人の味覚では思いつかない食材やスパイスを組み合わせた、色彩豊かなラインアップ。前菜や付け合わせは総称して「Meze(メゼ)」と呼ばれ、ギリシャなど地中海沿岸の国から中東まで、広く使われている言葉だ。日本的に言い換えれば「お惣菜」といったところだろう。特に、レバノン料理はこのお惣菜が絶品だ。定番はピンク色をした「カブのピクルス」で、酢漬けされたカブはまるで漬け物のようで、白いごはんに合わせたくなる。また、「Tabbouleh(タブーリ)」は西洋パセリ、トマト、ミント、「Bulgur(ブルグール)」をレモン汁やオリーブ・オイルで和えたサラダで箸休めにちょうど良いさっぱりとした味だ。Bulgurというのはデュラム小麦を砕いた物。タンパク質やミネラルが豊富な食材で、たっぷり入ったパセリと一緒に食べることで滋養強壮にも良い。

「Oasis」の利点はカフェの惣菜をグロッサリーでも買えるところだ。お薦めの利用方法は、カフェで肉類やファラフェルをテイクアウェイし、待っている間にグロッサリーでピタやお惣菜、ディップ、ソースを購入。そのままカフェ内で食べても良いし、持ち帰って自宅でレバノン料理を楽しむこともできる。

■Oasis
9/993 North Rd., Murrumbeena VIC
営業時間:月~水・土・日8AM~7PM、木・金8AM ~9PM
Tel: (03)9570-1122
Web: oasisonline.com.au


大木和香
泣いたり、笑ったり、怒ったり、メルボルンで暮らす毎日はいろいろなことがあるけれど、日々発見することがたくさん。2児のママ・エディターが綴る、メルボルンのおいしいもの情報。インスタグラムでは「日々の徒然」や「食いしん坊日誌」を、ブログではメルボルンのお店やライフスタイルも紹介している。
講談社「Mi-mollet」ブログ(www.mi-mollet.com/category/blog-oki
インスタグラム(@waka_melbourne

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