富岡慎耶さん 宝物:写真ボード

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富岡慎耶さん
宝物:写真ボード



 日本で音楽関係の仕事をしていた慎耶さんが、羽を伸ばそうとワーキング・ホリデーでオーストラリアを訪れたのは去年の1月。シドニーへ向かう飛行機の中で、1人の日本人女性Sさんと運命的な出会いを果たす。意気投合しお互いの連絡先を交換。住む家や学校など何も決めずに来豪後1カ月ほどバックパッカーで暮らしていた慎耶さんを遊びに誘うなどしてくれたのもSさんだ。そこから友達の輪が広がり、タイ人を交えた7人での楽しいシェア生活を始めることになる。
 しかし、慎耶さんのワーホリ期間が終わりに近づくにつれ、仲良くなった仲間たちも1人また1人と帰国していく…。「友達がどんどんいなくなって、精神的にすごく落ちてしまった」。
 最初は2~3カ月のつもりだったシドニー生活は、Sさんや友達、仲間の1人でもあるタイ人の彼女の存在もあり、いつしかかけがえのないものになっていた。
 そこで帰国する友達に何か記念になることはできないかと、Sさんと始めたのが、仲良しメンバーのみんなで撮った写真をボードに貼り付けたオリジナルのアルバム。思いを込めて作った写真ボードにメッセージを添えて贈るとすごく喜ばれた。そしてついに、1年間苦楽をともにしたSさんが日本へ帰る日が訪れる。そこで帰国するSさんから慎耶さんへサプライズで贈られたのが、2人で友人たちにプレゼントしてきた写真ボードだった。仲良しメンバーでシドニー残るのも慎耶さんと慎耶さんの彼女だけ。そんな2人にはアルバムを贈る人がいないからと、Sさんが密かに作ってくれていたのだ。
 現在は学校に通いながらレストランで働いている慎耶さん。近いうちにタイ人の彼女と日本で暮らす計画なのだとか。「彼女に出会えて本当に良かった。それから、今まで国籍の違うカップルが別れてしまうのをたくさん見てきたので、自分を含め、みんな頑張ってほしいですね」。新たなチャレンジを、Sさんも写真の中から見守っている。
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