宍倉那津子さん 宝物:ハサミ

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宍倉那津子さん
宝物:ハサミ



 いつか海外で働いてみたい。その夢を叶えるべく、シドニーの地を踏んだのは、約1カ月前。「本当は、英語圏であればどこでもよかったんです。でもこの国の自然の美しさや人々の多様性に惹かれました」。
 美容師になろうと思ったのは、以前カット・モデルをしていた時、そこで働いていたヘア・メイクさんに憧れたことがきっかけ。それなら、まずは美容学校へと、実際入学してみたら美容師の方が面白いと感じるようになった。
 卒業後は、いくつかの美容室で6年間の経験を積んできた那津子さん。アシスタント時代は早朝から深夜まで寝る間も惜しんでの練習の日々。その当時、勤め先の先輩に薦められて購入したのがこのカット用のハサミだ。それ以来、オーストラリアに来てからもずっと使い続けている。
 日本にいるころの、同僚たちとのたくさんの思い出や、美容師としての技術を身に着けるため必死で練習した日々の、汗と苦労がぎっしりと詰まったこのハサミ。
 「商売道具ですから。これでないと、しっくりこないんです」と那津子さんは言う。種類豊富なハサミとそれらを入れるケースは、これまでの思い出を語るかのように年季が入っていた。
 現在は、語学を習得するために平日は語学学校へ通い、週末は美容室で働いている。勉強と仕事を上手く両立させ、まだ慣れないシドニーの街をいろいろと楽しみながら充実した毎日を送っている。美容師をしていて楽しいことは、と尋ねると「仕事を通じて、いろいろな人と話ができることです。時には友達になったりできるので嬉しいですね(笑)」。
  日本で働いていた時と比べて、特に大きなギャップは感じないという。シドニーっ子の人柄や生活スタイルが那津子さんには合っているのかもしれない。1年間という限られた時間の中で、多くのことを模索しこれからのことを考えて行けたらと、将来を見据えた那津子さんの瞳はキラキラと輝いていた。
*日豪プレス編集部では、当コーナーに登場してくれる人を募集しています。カテゴリーを問わず、あなただけのこだわりのモノを紹介したい人は、自薦・他薦を問わず、ご応募ください。ご連絡は、Email(npeditor@nichigo.com.au)、Fax: (02)9283-7646、または郵送で、「日豪プレス編集部 あなただけの宝モノ係」(Emailの場合、件名に明記してください)まで。

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