田中 実さん 宝物:包丁とサーフボード

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田中 実さん
宝物:包丁とサーフボード



 もともと来豪したきっかけはサーフィンをするため。そして生活していくために始めたのがキッチン・ハンドの仕事。日本食レストランで働き始めた実さんは、そこで料理人としての仕事に魅力を感じ、その道に進もうと決意した。
 その際、何かとお世話になったのが当時の料理長。未熟な自分に対しての、厳しくも気持ちのこもった指導にいつしか尊敬の念を抱いていた。その料理長が店を去る際、譲ってくれたのがこの包丁だ。可愛がってもらった上に、こんな大切なものまでもらい、とても感謝しているという。
「これを使っている時は、よく当時を思い出します。料理長との思い出、言葉、いろいろな想いが詰まっていて、身が引き締まります」。包丁は、使ってこそ身に着くもの、と日々修行の毎日を送っている。
 そして、もう1つ、実さんには大切なものが。それは、ここオーストラリアで購入したサーフボード。半年ほど前に、店頭で見つけた時にひと目惚れして迷わず購入。このボードは、フィッシュ・テールのモデルで、クワットと呼ばれる4つのフィンが付いた、最近サーファーの間で流行っているデザインだ。お気に入りは、トレード・マークであるヘルフィッシュのマークと鮮やかなカラー。ショートとロングの両方を使いこなす実さんだが、このボードを購入してからはこれ1本。「ボードが違うと、波に乗る感覚がぜんぜん違うんです。だからいろんな気分を味わうことができます」。時間のある時はいつも、マンリー・ビーチで波乗りを楽しんでいる。
 海外で生活する、海の近くに住む、そして調理師として働く、オーストラリアに来て夢に描いていたことが今、まさに叶っている。しかし、コツコツと努力することが好きだという実さん。自分が持つテーマは「一生修行」。今の自分に満足することなく、これからも少しずつ自分を磨き上げていきたいと笑顔で語ってくれた。

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