ジョージ・ココトヴィッチさん 宝物:鈴の音のする日本人形

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ジョージ・ココトヴィッチさん
宝物:鈴の音のする日本人形


ジョージさんは、シドニー生まれのシドニー育ちだが、祖国オーストラリアよりも日本が好きだそうだ。既に3度日本を訪れた経験があり、今年2月には4度目の訪日を予定している。今回紹介してくれた宝物、それは涼しげな美しい鈴の音を奏でる、小さな日本人形だった。

ジョージさんを大の日本好きへと変えたのは、彼の兄と結婚した日本人女性の存在だった。この人形は、兄を訪ねるために日本を訪れた時にその義姉からもらったもの。ジョージさんを厚くもてなしてくれた義姉は、丁寧にラッピングされた人形をお辞儀をしながら敬意を込めて手渡してくれた。その時のことは今でも心に残っている。以来、日本のものや文化に対して興味を持つようになり、何と大学の専攻も科学から日本語へと変えてしまった。

すっかり日本びいきになったジョージさんに、日本の魅力を聞いてみた。彼が真っ先に挙げたのは、「人が自分の仕事に誇りを持っていて、相手に対して心を込めて丁寧に応対する」ということ。仕事以外では日本人はよく体を張って冗談を言い、大げさにリアクションするが、そこも好き。また日本食全般、特に寿司とラーメンが大好物だそう。ほかにも、神社・仏閣、山、スキー、と枚挙にいとまがない。

もちろん、専攻の日本語の魅力も実感している。ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字と何種類もの文字を使う面白さに加えて、興味深く感じているのが、コミュニケーション方法。例えば部屋が暑くて窓を開けたい時、それを率直に言うのではなく、「今日はずいぶんいいお天気のようですね」など婉曲な表現を使ったりする。そんな気遣いのあるところまでを含めて日本が好きだそうだ。

将来的には日本永住も考えているジョージさんは、「部屋に飾ってあるこの人形を見ると、日本に行きたくなるんです」と言いながら、宝物の人形を見つめた。日本人形の穏やかな笑みの中には、オーストラリア人をも強く惹きつける、深い魅力が秘められているに違いない。

 

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