【新企画】カルチャー・アイ「SMASH! 2015」(スマッシュ!)

CULTURE EYE カルチャー・アイもっと知りたいオーストラリアの歴史や楽しみ方を、気になるイベントや、この国にまつわる文化作品を通してご紹介。毎日見る景色とは違った視点から、今まで知らなかったオーストラリアの魅力や奥深さに出合えるかも。

取材・文=関和マリエ、写真=Naoto Ijichi(①、③、④、⑥~⑪)

今回のピックアップ・イベント:SMASH! 2015

SMASH! 協賛団体の1つ、「Japan Foundation」のブース
SMASH! 協賛団体の1つ、「Japan Foundation」のブース

ポップ・カルチャーの祭典「SMASH!(スマッシュ)」が、8月8~9日にシドニー郊外のローズヒルで開催された。同イベントはアニメ、漫画、ゲーム、音楽などを多角的に楽しむイベントとして2007年に始まり、「The Japan Foundation, Sydney」をはじめとする多くの協賛団体・企業に支えられながらファンを増やしてきた。

プログラムには毎年、アニメ・ソングのカラオケ大会やアニメ・キャラクターのコスプレ・コンペティションのほか、ゲーム・トーナメント、多彩なゲストによるイベントなど数えきれないほどの催しがラインアップされる。今年の特別ゲストの1人、声優・杉山紀彰氏(「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役、「BLEACH」石田雨竜役など)のメイン・ステージでのQ&Aトークにおいては、有名声優の生のアフレコを間近で見られるチャンスともあり会場は満席状態。「SMASH! に実際に参加した感想は?」との問いに杉山氏は「世界中の人に日本のアニメや漫画が愛されていることを実感でき嬉しく思う」と顔をほころばせ、会場からも笑顔がこぼれた。トークは通訳を介して行われたが、会場の反応からして日本語を理解する人の多さも想像以上で、ポップ・カルチャーの存在意義の深さを考えさせられる。

コスプレ・ショーの一幕

また、多くの参加者が色とりどりのコスプレ姿で会場内外を闊歩する様子もこのイベントの見どころの1つ。私服の参加者とコスプレイヤーたちの取り合わせは次元のはざまに迷い込んだような愉快な錯覚を与えてくれる。「ドラゴンボール」「新世紀エヴァンゲリオン」「鋼の錬金術師」など、もはや定番化した有名なアニメ作品から、「進撃の巨人」「ヘタリア」などの最新作まで、そのクオリティーの高さに驚かされるとともに、それを自然に楽しむ人々の様子にここがオーストラリアであることを忘れるほどだった。

以下、「SMASH! 2015」の実際のイベント内容の一部を写真とともにレポートする。

COSPLAY

コスプレ・ショー、衣装販売
アニメやゲームのキャラクターに自身が扮する「コスプレ」。元々は日本で始まったものだが、今や世界中で人種、年齢、性別を問わずたくさんの愛好家を持つ文化に成長した。Smash! ではショー(写真①、③、④)のほか、日本のカリスマ・コスプレイヤーのサイン会なども行われた。また、物販ブースではコスプレや日本のゴスロリ・ファッションなどの衣装専門店も出店していた(⑤)。

 

COMPETITION & ACTIVITIES

参加型イベント
アニメの主題歌などの歌唱力を競うカラオケ大会(⑥)では、予選通過者はグランド・ファイナルへ出場できる。また、有名作品の二次創作イラストのギャラリーでも出展作品のコンペティションが開かれていた(⑦)。このほか、自由に参加可能なクラフトや落書きのコーナーなども設けられ、子どもから大人までが楽しんでいた(⑧)。屋外では「痛いたしゃ車」と呼ばれるキャラクターのペイントを施した車の展示も(⑨)。

 

SHOPPING

フィギュア、プラモデル、自作グッズなど
コスプレ衣装だけでなく、ゲーム・ソフトやプラモデルの店も数多く出店。手ごろなものから数百ドルにも及ぶものまで、たくさんのフィギュアを扱う店の前では店員と商品の話に花を咲かせる人も(⑩)。男性に人気のガンダム商品のコーナーでは親子連れも多く見られた(⑪)。日本のコミック・マーケットのように同人誌や自作のキャラクター・グッズを販売するコーナーも大いに賑わっていた(⑫)。

参加者のコスプレ・フォト・ギャラリー

人気キャラクターのコスチュームに身を包んだ一般参加者たち。カメラを向けると快くポーズを取ってくれた。

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