【特集】第21回日本映画祭 女優・門脇麦さん、伊藤沙莉さんインタビュー&「お薦め作品ガイド」

JAPANESE FILM FESTIVAL

オーストラリア各地で話題の日本映画を一挙上映!
第21回 日本映画祭

ジャパン・ファウンデーションが主催する毎年恒例の映画祭「Japanese Film Festival(日本映画祭)」が、キャンベラ、アデレード、ブリスベンでの開催を終え、11月16日から26日にかけてシドニーで開催される。本特集では注目作品の俳優インタビューとお薦め作品ガイドを紹介。人気の日本映画を英語の字幕付きで観に出掛けよう。

お薦め作品22選① 忍びの国ほか

お薦め作品22選② ねこあつめの家ほか

鑑賞券プレゼント!

日豪プレスの読者15組30名様に、第21回日本映画祭の鑑賞券をプレゼント。下記のウェブサイトから奮ってご応募ください。
■Web: nichigopress.jp/campaign ■応募締切:11月10日(金)■プレゼントの鑑賞券は、オープニング作品など一部の特別上映を除き使用可。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせて頂きます。

女優・門脇麦さん、伊藤沙莉さん

門脇麦:1992年8月10日生まれ。東京都出身 Image courtesy of Humanité
門脇麦:1992年8月10日生まれ。東京都出身 Image courtesy of Humanité

日本映画祭で上映される作品に出演の女優・門脇麦さん(『二重生活』『世界は今日から君のもの』)と伊藤沙莉さん(『獣道』『戦場へ、インターン』)が、スペシャル・ゲストとして来豪するに当たり、話を伺った。
 門脇さんは11月17日、シドニーで、伊藤さんは12月2日にメルボルンでそれぞれ映画上映後にQ&Aセッションを行う。
『二重生活』『世界は今日から君のもの』『獣道』の作品紹介はこちら

▶ 門脇麦さんインタビュー ◀

――『二重生活』と『世界は今日から君のもの』の2作品、それぞれの役所についてお聞かせください。

『二重生活』では哲学を学ぶ学生・珠を演じ、尾行をテーマにした論文を完成させるに当たってたまたま出会った人を尾行し、いつしか人間の心理の深みにはまっていく……といった役所でした。また『世界は今日から君のもの』は引きこもりになってしまった女の子が色んな出会いや出来事を通して少しずつ彼女の世界を歩み始める、そんな役所でした。

――撮影時のエピソードを教えてください。『二重生活』はドキュメンタリーを長くやっていたチームということもあり、カメラは基本手持ち、テストをやらないシーンもあったりと、常に臨場感と心地良い緊張感がある現場でした。『世界は今日から君のもの』で私が演じた真美は、台本を読んだ時に「まさに監督の分身だ!

」と思い、現場では歩き方や仕草、とにかく監督を観察して真似しました。

――俳優を志したきっかけ、また実際に俳優になって、憧れていたスクリーンの世界との違いはありましたか。

映画の世界に興味を持ち、この世界に入りました。実際に俳優の仕事についてみると、想像以上に肉体労働でした。そして想像以上に自分には何もないことがよく分かりました。

© 2016 “A Double Life” Film Par tners
© 2016 “A Double Life” Film Par tners
© 2016 “A Double Life” Film Partners
© 2016 “A Double Life” Film Partners

――ご自身の転機になったようなお仕事、または作品は何ですか?

全ての作品に気付きがありますが、世間的に、という意味ではやはり『愛の渦』でしょうか。新人賞を幾つか頂いたりして、業界の方にも知って頂くきっかけになった作品だと思います。

――来豪されるのは初めてだと伺っていますが、楽しみにしていることはありますか?

お肉が好きなので、オージー・ビーフ、ルーミート、ラムなどを食べることができたら良いなと思います。

――今後海外への進出などを視野に入れていますか?

はい。そういうチャンスがあったら、ぜひやりたいです。

――今後挑戦していきたいと考えていることはありますか?

映像ならアクション、舞台なら踊りなど、体を使った仕事をしたいです。

――最後に、門脇さんの来豪を楽しみにしているオーストラリアのファンの方に向けてメッセージをお願いします。

私が演じた2つの作品の役は、どちらもきっと日本のどこかにいる子だろうなと思わせる、そんな普通の女の子たちです。その様な女の子を見て、作品を見て、皆様がどの様に感じ、共感してくださるのか今から楽しみにしています。

▶ 伊藤沙莉さんインタビュー ◀

伊藤沙莉:1996年5月4日生まれ。千葉県出身
伊藤沙莉:1996年5月4日生まれ。千葉県出身

――『獣道』はコメディーではあるものの、閉塞的な地方都市に生きる、若者たちの心の闇や、非行に走る少年少女を描いています。題材としては、とても重いですが、最初に台本を読んだ印象はいかがでしたか?

台本を読ませて頂いて、一番初めの印象としては本当に純粋に面白いなと思いました。コメディーに見える部分のヤンキー・パートですら、本当に「ああ、いるいるこういう人!

」という感じでシンプルに素直に最初から受け入れられる人物が出ていたので、世界観としてはすごく分かりやすかったです。

――演じた少女・愛衣は、ドラマチックで壮絶な人生を歩んでいます。演じる上で難しかったことは何ですか?

愛衣の人生はもちろん「普通」ではないし、すごく切ない人生ですが、それに囚われることなく、愛衣が生きるステージごとに別人を生きるかのように、演じることを心掛けました。実際に、愛衣はそうやって生きてきたんだなと確信もしていました。

――9歳で子役デビューをしてから15年目になるそうですが、伊藤さんにとって「演じること」とは何でしょうか?

いろいろな人生を生きることができ、体験することができる楽しくも辛くも苦しくもあるとても気持ち良いことだと思っています。

© Third Window Films
© Third Window Films

――オーストラリアは初めてですか?オーストラリアの皆さんにメッセージをお願いします。

私自身、この映画『獣道』で行かせて頂いたウディネ映画祭でのイタリアが人生で初の海外でした。でオーストラリアはもちろん初めてですので、とても楽しみにしています。

お薦め作品22選① 忍びの国ほか

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