編集部イチ押し! 6月の新作映画をチェック

辛口コメントで映画を斬る、映画通の日豪プレス・シネマ隊長と編集部員たちが、レビューやあらすじとともに注目の新作を紹介 ! レイティング=オーストラリア政府が定めた年齢制限。G、PG、M、MA15+、R18+、X18+があり、「X18+」に向かうほど過激な内容となる。作品の評価は5つ星で採点結果を紹介。

ウィルソン
Wilson
コメディー/CTC 公開中 期待度★★★

ウディ・ハレルソン演じる主人公の「ウィルソン」は、陽気で正直者の一方で、神経質で人間嫌いの孤独な中年男。妻(ローラ・ダーン)ともすっかり疎遠になってしまったが、彼はある日前妻との間に実は10代の娘がいたということを知ることになる。この突如として降って沸いた事実をきっかけに、妻との関係修復の道を歩み始めようとする。社会にうまく適応出来ず不器用に生きるしかない男に、一体どのような結末が待っているのか……。また、同作の原作となっているのは、コミック作家や画家としても知られ、アカデミー賞にもノミネートされた脚本家ダニエル・クロウズによる同名のベスト・セラー小説。その原作を『スケルトン・ツインズ』でメガホンを取ったクレイグ・ジョンソンが映画化。


マイ・カズン・レイチェル
My Cousin Rachel
ドラマ、ミステリー、ロマンス/CTC 6月8日公開予定 満足度★★★★

編集部員がお薦め !

ヒッチコックの名作『鳥』や『レベッカ』の原作者として知られるイギリスの小説家ダフネ・デュ・モーリアの小説を映画化した作品。時代は19世紀半ば、育ての親であった従兄の死を知ったフィリップは、従兄の妻レイチェルがその死に関与しているのではないかと疑い始める。しかし彼女に接近するうちに、いつしかその不思議な魅力の虜になってしまう。果たして彼の疑念は晴れるのか。揺れ動く青年の心理を巧みに演じるのはサム・クラフリン。愛情豊かなのか薄情なのか、観客をも惑わせてしまうミステリアスな女性レイチェルを演じるのは、その名もレイチェル・ワイズ。イギリスの時代物ドラマらしい、陰うつとも言える暗いトーンの中に登場人物の燃えるような情念が浮かび上がる。


バイスロイズ・ハウス
Viceroy’s House
ドラマ、ヒストリー/PG 公開中 期待度★★★★

インドとパキスタンの分離・独立という激動期を描いた歴史ドラマ。舞台は、300年にわたったイギリスによるインド植民地支配が終わりを告げようとしている1947年のインド総督邸。階上には最後の総督マウントバッテン卿と妻と娘。階下には500人ものヒンドゥー、イスラム、シーク教徒の召使いたちがうごめいている。ネルーやガンジーなど独立を率いるインドのリーダーたちは、新時代に向けて議論に余念がない。しかし、宗教対立は深刻化し、インドの一部を分離して独立することに。こうしてイスラム教国パキスタンが誕生する。現代にまで尾を引く歴史的決断の苦い味を、自身の家族もこの紛争に巻き込まれたというインド系イギリス人グリンダ・チャーダ監督(『ベッカムに恋して』)が壮大に描く。


フェアリー・テイル ―ドラゴン・クライ―
Fairy Tail: Dragon Cry
アニメ/CTC 公開中 期待度★★★

2006年から『週刊少年マガジン』で連載が続く大人気コミック『FAIRY TAIL』。同コミックは海外でも高い評価を受け、全世界累計発行部数6,000万部を超える大ベスト・セラーとなっている。その大人気コミックが、原作者描き下ろしのオリジナル・ストーリーによって、ついに劇場版となった。物語の舞台となるフィオーレ王国の神殿にまつられた魔法の杖「ドラゴン・クライ」。世界を滅ぼすほどの力を秘めるというその杖が王国の反逆者によって奪われ、ステラ王国の国王・アニムスの手に渡ってしまう。ドラゴン・クライを奪い我が物にしようとするアニムスの狙いとは……。ドラゴン・クライ奪還の依頼を受けた主人公ナツは、仲間と共にステラ王国へと潜入。自分たちの運命をも左右する壮絶な戦いに臨む。

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