ストリートダンス 3D、ロビン・フッド、他。

シネマ・チェック     ★=20点 ☆=10点

ストリートダンス 3D   Streetdance 3D /TBA

5月27日公開予定★★★(TK)

今月のムービー・レビュー

 “世界初の「3D(立体)ダンス映画」”という触れ込みのこの映画、しばらくはどのジャンルの映画を作っても、同じようなキャッチフレーズが付けられそうだ。やった者勝ちだと思うが、“ダンス映画が立体映像”というメリットは、あるのかは分からない。ダンス以外のシーンで、必要以上に立体感を強調するため、いつも手前に何かが写っていたのはかなり笑えるが、内容も、即席感のようなものが漂っていて、流行の3D映画に流行の人たちを起用して、その勢いだけで勝負 ! という感じのティーン向け映画だ。
 ストーリーは、ストリート・ダンスのコンテストの優勝を目指すグループが、リーダーが抜けたため練習場所も失ってしまう。なんとかバレエ教室の一角を使えるようになるが、同時にバレエ・スクールの生徒にストリート・ダンスを教えなくてはいけない…。ストリート・ダンスとクラシックなバレエとの組み合わせは既に大ヒットしたダンス映画『ステップ・アップ』で使われている手で新鮮味はなし。方向性は違うけど同じ身体表現のダンスなんだから、そこまで敵対しなくてもと思う間もなく、それが敵対→和解と、分かりやすい展開。しかもこの手の映画に定番の嫌われキャラが、情けないほど中途半端…。もっともっと意地汚くないと最後のカタルシスが感じられないよ !

今月のムービー・レビュー

 …ということでボロクソですが、イギリスのオーディション番組「Britain’s Got Talent」で、あのスーザン・ボイルを破って優勝したストリート・ダンス集団の「ダイバー・シティ」をメインに、ブレイク・ダンサーのジョージ・サンプソン、同じく決勝に進んだダンス・グループ「フローレス」など、同番組の出演者が大挙して登場し、肝心のダンス・シーンが結構迫力だ。それに大御所のシャーロット・ランプリング(よく出演したと思う…)を加えることで、映画がピリっと絞まった感じ。
 正直不満はいっぱいだが、ダンス・オーディション番組の「So You Think You Can Dance」を熱心に観ていた自分としては、意外な拾い物。ダンス好きな人にはお薦め。もちろん、添え物のようなラブ・ストーリーもあり、“ティーン向け”の基本はすべて押さえてあります。

ロビン・フッド     Robin Hood /MA15+
今月のムービー・レビュー

5月13日公開予定★★★(MH)
 リドリー・スコット監督がラッセル・クロウとタッグを組むのは『グラディエーター』以来これで5作目。恋人役にはケイト・ブランシェット。ロビン・フッドといえばタイツ姿の装束のイメージだが、1199年の時代設定に忠実にタイツなしの義賊が壮絶な戦闘シーンを繰り広げるこの映画、クロウ演じるモサっとしつつも究極に男らしい主人公に、今回もクラクラ。

トライアングル   Triangle /MA15+
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4月29日公開予定★★★☆(SY)
 友だちに誘われてヨットのセーリングに出掛けるシングル・マザーのジェス。突然の嵐にヨットは転覆し、なんとか生き残ったメンバーの目の前に現れた巨大な客船。しかしその客船には人の気配がなく…。よくできたサイコ・ホラー。伏線の張り方など、かなり練られた脚本で、ある種絶望的な地獄を垣間見ることに。撮影がクイーンズランドってところも見所。

ザ・バック・アップ・プラン   The Back-Up Plan /M
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5月20日公開予定 ★★☆(MH)
 子どもが欲しいのにイイ男に巡り合えず、仕方なく人工授精をした日に理想の男性と出会ってしまった主人公。妊娠を隠しながらデートを重ねていくが…。ジェニファー・ロペス主演のロマンティック・コメディー。人生は計画通りにはいかない、そんなことをゲラゲラ笑いながら考えさせてくれる。アラフォーになった今だからこそのロペスの演技は、見る価値あり。

アイアン・マン2   IRON MAN 2 /TBA
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4月29日公開予定 ★★★(TK)
 オジサンのスーパー・ヒーロー映画として爆発的な人気を得た『アイアン・マン』(2008年)の続編。自身がアイアン・マンだと前作で告白した、ロバート・ダウニー・Jr扮する天才科学者兼軍需企業社長に強敵が出現 ! 悪役を『レスラー』で復活したミッキー・ローク、元ソ連の女スパイ役をスカーレット・ヨハンソンが演じ、迫力満点のアクション痛快映画になっている。

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