【特集】光と音の祭典、ビビッド・シドニー2016(5/27~6/18開催)


毎年5~6月、冬の訪れと共に幕を開ける南半球最大の光と音の祭典「VIVID SYDNEY(ビビッド・シドニー)」が、5月27日~6月18日まで開催される。今年は開催期間とエリアを拡大し、イベント内容が更に充実。幻想的な非日常体験が楽しめるエキシビションの詳細を一挙に紹介しよう。(写真提供:Vivid Sydney)

VIVID SYDNEYってどんなイベント?

ビビッド・シドニーは、「冬のシドニーを光と音で大胆に彩る」というテーマの下、オペラ・ハウスを中心とするシドニー市内と郊外の一部を舞台に、世界各国のアーティストによる作品やアイデアが一堂に会するアート・イベント。

2009年に初めて開催され、毎年5月中旬から2週間近く行われるのが定番だったが、今年は開催期間を23日間に拡大した。来場者数も毎年増加し、14年に143万人だった来場者数は、昨年は170万人に到達。今やオーストラリア最大のイベントとなった。

開催場所はサーキュラー・キー周辺をはじめ、チャッツウッドやセントラル・パークなど多岐にわたる。今年は、シドニー王立植物園、タロンガ動物園、ザ・ギャラリーズでも開催が決定した。

光と音とアイデアが集結

ビビッド・シドニーは3つのセクションから成り立つ。光の「VIVID LIGHT(ビビッド・ライト)」、音の「VIVID MUSIC(ビビッド・ミュージック)」、そしてアイデアの「VIVID IDEAS(ビビッド・アイデア)」。

ビビッド・ライトの中核を成すのは、シドニーのアイコン的存在のオペラ・ハウス。午後6時から深夜まで、さまざまな映像やプロジェクション・マッピングが映し出され、オペラ・ハウスの白い外壁は鮮やかな色をまとう。近接するハーバー・ブリッジは10万個のLED電球と1,600本のLEDチューブでライト・アップされ、夜のシドニー・ハーバーを美しく照らす。

ビビッド・ミュージックのメイン会場となるのは、国内外のアーティストによるライブが行われるオペラ・ハウスだ。今年は、英国のテクノ・ロック・バンド「ニュー・オーダー」や歌手のアノーニなど人気アーティストらの公演が決定。その他、イブリーやニュータウンなどでも、音楽イベントが目白押しだ。

ビビッド・アイデアは、世界中で活躍するクリエーターが集結。映画、音楽、芸術、デザイン、ゲームなど、さまざまなジャンルでワークショップやパネル・ディスカッションなどが行われ、感性を刺激し合う場となる。今年は日本でも注目のファッショニスタ、マーガレット・ザン氏や、フェラーリのデザインを手掛けるフラヴィオ・マンゾーニ氏などを迎え、トーク・イベントをはじめとする交流セッションが開催予定だ。

公式Webサイト: www.vividsydney.com

▶▶▶ビビッド・シドニーの開催期間中はシティを中心にさまざまなイベントが目白押し。
今回はその中でも編集部が厳選したイベントをピックアップ!

VIVID LIGHT


Light Show

オペラ・ハウスやカスタムズ・ハウス、オーストラリア現代美術博物館(MCA)などの外壁に映し出されるライト・ショーは必見だ。建物をキャンバスに見立て、「3Dプロジェクション・マッピング」という投影技術を駆使。外壁に映し出されたビビッドな映像が音楽に合わせて動く様子に圧倒されるはず。


日時:毎日6PM~11PM
会場:オペラ・ハウス、カスタムズ・ハウス、MCA他
料金:無料


Vivid Light Walk

サーキュラ・キーからロックス、ウォルシュ・ベイに伸びる「ビビッド・ライト・ウオーク」では、3Dプロジェクション・マッピングをはじめ、頭上にそびえる巨大インスタレーションなど、遊び心に満ちた光輝く60以上の作品が道沿いに展示。作品を実際に触って体験できるコーナーもあり、会場周辺を歩くだけでも楽しめる。


日時:毎日(ライト・アップは6PM~11PM)
会場:サーキュラー・キー周辺
料金:無料


Be The Light For The Wild

今年初の必見イベント! 多くの観光客でにぎわうタロンガ動物園では、開園100周年を記念して、日没後に園内がライト・アップ。まばゆい光を放つ何千ものランタンで埋め尽くされた幻想的な世界が楽しめる。中でも園内に出現する動物の形をした巨大なランタンは要注目。


日時:毎日5:30PM~9:30PM(最終入場9PM)
会場:タロンガ動物園
料金:大人$17.95、子ども(4~15歳)$11.95

VIVID MUSIC


New Order

昨年、10年ぶりにニュー・アルバム『ミュージック・コンプリート』をリリースし、世界中で再注目を集める英ロック・バンド「ニュー・オーダー」がオペラ・ハウスで来豪公演を行う。6月2日と4日には、オーストラリア室内管弦楽団と共演を行うなど、他では決して味わうことのできないライブは必見!


日時:6月1日(水)、2日(木)、4日(土)、5日(日)8PM~10PM
会場:オペラ・ハウス
料金:$79~(残席わずか)


Newtown Social Club

ニュータウン・ソーシャル・クラブでは、ビビッド・シドニーの開催期間中、シドニー出身のロック・バンド「ザ・ハード・オンズ」や、ドイツのパワーメタル・バンド「プライマル・フィア」のオーストラリア初公演など、国内外のアーティストによるライブ・パフォーマンスが繰り広げられる。


日時:イベントごとに異なる
会場:ニュータウン・ソーシャル・クラブ(387 King St., Newtown)
料金:$15~


BJÖRK DIGITAL Exhibition

シドニー大学近郊のイブリーに位置するアート・コンプレックス「キャリッジワークス」では音楽イベントが目白押し。中でも「ビョーク・デジタル・エキシビション」では、アイスランド出身の前衛アーティスト、ビョークの世界を5つに分かれたユニークな空間で、音楽や映像と共に楽しめる。


日時:6月4日(土)~18日(土)10AM~6PM
会場:キャリッジワークス(245 Wilson St., Eveleigh)
料金:無料


Anohni: Antony & The Johnsons + Oneohtrix Point Never

英バンド「アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ」のシンガーとして、英国最高峰の音楽賞マーキュリー・プライズを受賞したアノーニ(旧名アントニー・ヘガティ)。最新作『ホープレスネス』でコラボレーションしたアーティスト「ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー」と共に、オペラ・ハウスでプレミアム公演を行う。


日時:5月27日(金)、28日(土)、30日(月)、31日(火)7:30PM~9:30PM
会場:オペラ・ハウス
料金:$89~

VIVID IDEAS


Good Design Showcase Exhibition

今年の「グッド・デザイン・アワード」と「ヤング・オーストラリアン・デザイン・アワード」の受賞者およびファイナリストの作品が展示。27日夜にはアワード受賞者らが集うガラ・ナイト($295)やアフター・パーティー($110)が開かれるほか、28日にはトーク・セッション($35)も行われるので、併せてチェックしたい。


日時:5月28(土)~29日(日)1PM~8:30PM
会場:外国船旅客ターミナル(サーキュラー・キー)
料金:無料


Game-Changers: Margaret Zhang

クリニークのアイコンとして起用され、日本でもファッション・アイコンとして注目を集めるオーストラリア出身のマーガレット・ザン。写真家やスタイリストとして抜群の感性を発揮する彼女が、トーク・ショーでは成功への軌跡を語る。『Time Out』誌のファッション・エディター、アリックス・ゴーマン氏がホストを務める。


日時:5月28日(土)3PM~4:30PM
会場:シドニー・タウン・ホール
料金:$25~


Flavio Manzoni: The Future of Design

革新的な技術と美しいデザインで人びとを魅了するイタリアの高級車ブランド「フェラーリ」でデザイナーを務めるフラヴィオ・マンゾーニ氏が、デザインの「未来」について自身の思いを語る。トーク・ショーの後はQ&Aセッションも行われるので、フェラーリ・ファンは必見のイベントだ。


日時:5月30日(月)5PM~7PM
会場:オーストラリア現代美術博物館(MCA)
料金:$50


Etsy Sydney Made Market

世界中のアーティストによるハンドメイドやビンテージ・アイテムを販売するオンライン・サイト「Etsy(エッツィー)」が1日限定のマーケットをウォルシュ・ベイで開催。シドニー出身のアーティストによる世界にたった1つだけの掘り出し物を探したり、クラフト・ワークショップに参加したりと、クリエイティブな世界に浸ろう。


日時:6月4日(土)12PM~10PM
会場:ウォルシュ・ベイ(Pier 2/3, Hickson Rd., Dawes Point)
料金:無料

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