シドニーで“トルコ”気分!

ヨーロッパにアジア、中東など世界各国の人々が暮らす国際色豊かなシドニー。シドニーの街角でプチ旅行気分を味わってみよう。

シドニーで世界を旅しよう!
   vol.7 トルコ共和国

トルコ共和国ってどんな国?


エフェス古代都市遺跡 ⒸIZZET KERIBAR

 世界で唯一アジアとヨーロッパの2つの州にまたがり、黒海、エーゲ海、地中海に囲まれているトルコ共和国(以下:トルコ)。その地理的状況と同様に、文化面でもさまざまな魅力を併せ持つ。トルコ最大の都市イスタンブールや世界遺産に登録されているカッパドキアのほか、世界3大料理として知られるトルコ料理なども旅人の心を惹きつける。また約99%の人がイスラム教徒だというトルコの街中ではスカーフを頭からまとい、長いスカートを履いた女性を多く見かけられる。日本との歴史的関係が深いこともあり世界で最も親日的な国の1つとしても知られている。

トルコを感じられる街 Auburn(オーバン)

 第2次大戦後、オーストラリアは人口2,500万人を目標にした大量移民計画を発表した。これはアジアに対する開放ではなく、あくまで英国人やアイルランド人をさらに大量に受け入れることで白豪主義を完成させるためのものであったが、実際には東欧からの移民が多数派を占め、その後、南欧諸国、トルコ、中近東、東アジアからの移民が増えていき、労働力を支えるようになったという。このような経緯から、シドニーにはトルコの雰囲気を存分に感じられるオーバンのような街ができたのである。シティから電車で西へ約30分。“Many Cultures, One Community”を街のキャッチフレーズにしているその街は、イスラム教の服装をまとった女性やトルコ料理屋、雑貨屋などさまざまな店がある。本場のトルコ料理さながらのお店も多くあるので、シドニーでトルコ気分を味わってみよう。


カッパドキアのウチヒサール ⒸTANSU GÜRPINAR

ボスポラス海峡

 
 

Mado Cafe

伝統的なトルコ・コーヒーとトルコ・ティー(各$3)

 本場トルコの名店「Mado Cafe」の支店がオーバンの街にある。オーバン駅から徒歩5分、1歩足を踏み入れると異国情緒を感じる店内は、すべてトルコから買い付けたというトルコ家具や雑貨で彩られている。約20年前から続く歴史深いマド・カフェはオーバン市民のいこいの場としても、遠方から訪れる観光客の立ち寄りスポットとしても人気が高い。名物料理はオリジナルのアイス・クリーム「Kesme Maras」。トルコ・アイスといえばとろーりと伸びるタイプのものを想像しがちだが、これはフォークとナイフを使って食べるケーキのように上品なアイス。スイーツと合わせて、濃厚なトルコ・コーヒーや紅茶をオーダーして本場さながらのティータイムを満喫してみては。


フォークとナイフで食べる固めのアイス・クリーム「Kesme Maras」($7.50)

トルコ雑貨で装飾された店内
Mado Cafe
63 Auburn Rd., Auburn Tel:(02)9643-5299
営業時間:月〜日8AM〜11PM

 
 

Efendy

煮込んだラム肉や野菜のパイ包み焼き“Whole lamb shoulder pie slow cooked on the bone”($60)

 バルメインの小さな商店街にある本格トルコ料理店「エフェンディー」。オーナー・シェフは、2007年のオープン以来シドニー国際フード・フェスティバルなどで、さまざまな賞を受賞しているゾマーさん。彼の料理は一般的にイメージされるトルコ料理とは少し違った本場の味だ。いちおしメニューは7時間かけて煮込んだラム肉や野菜をパイで包みオーブンで2度焼きするという伝統料理。口の中でとろけるほど柔らかく煮こまれたラム肉は必ず注文したい1品だ。ほか海老のペースト揚げなど、手の込んだ料理を堪能できるのが魅力。ビクトリア調の内外装や階下のダイニング・ルーム、カクテル・バーそして中庭が広がり、2階にはラグジュアリーな個室もある。ちょっと優雅な気分でトルコ料理を楽しみたい時に訪れたい。


キング・プラウズ($16)

天気の良い日はテラス席での食事も
Efendy
79 Elliot St.,Balmain Tel:(02)9810-5466
営業時間:火〜木5PM〜10PM、金・土9AM〜2AM、5PM〜10PM、日9AM〜2PM
Web:www.efendy.com.au

 

オーバン植物園 (Auburn Botanic Garden)

 オーバン駅から徒歩15分、市営植物園の中に日本庭園がある。1977年にオープンした植物園で、市民やこの地域の訪問者に人気のスポットとなっている。この伝統的な日本の景観を模した豪華な庭園は、オーバン市民が「見たことのないような庭園を造り、街を華やかにしよう」という思いから造られた。鯉の泳ぐ池、太鼓橋、庵、鳥居、石庭などがあり、毎年8月頃には桜の花が咲き、花見も楽しめる。日本の雰囲気を味わえる懐かしい気持ちになれる場所だ。

 

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