旅行出発前の必須事項とパスポートの重要性

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旅行出発前の必須事項とパスポートの重要性

海外旅行の際、まず初めに、海外旅行傷害保険の加入をお勧めします。特に欧米は医療費が高く、大病や大事故は当然ながら、ちょっとした往診や医薬品を処方した時の負担額は決して少なくありません。

例えば、ハワイ旅行中にプール・サイドで転倒し大腿骨骨折をした人のケース。現地の大型病院に入院し、数回の手術、最終的には医師付き添いの下、飛行機に医療ベッドを装備しての帰国となり、立替額2,000万円を越えたなどという話を聞いたこともあります。

また、保険加入時の注意点としては、クレジット・カード付帯の保険に関しての条件把握です。全てのケースではないですが、多くのカード保険は、旅行商品をそのカードで購入しないと対象外など条件付きの場合もあります。この点だけは、事前確認を必ず行ってください。また、飛行機の遅延時などメカニカル・トラブルの場合は航空会社が宿泊施設などを手配してくれるケースが多いですが、台風や濃霧、火山噴火などの天災による航空機のキャンセルや遅延時は基本的に搭乗客の個人負担になります。そのような場合でも保険の加入は有益です。

次にクレジット・カードの紛失・盗難時の連絡先をメモしておくこと。大抵のカードは、海外から連絡する場合の電話番号が記載されています。しかし紛失時は当然そのカード自体がありませんので、改めて連絡先を調べる必要があります。カードの差し止めなどは迅速に対応するに越したことはないので、カード発行銀行の連絡先は別の場所にメモを残しておくことが重要です。

最後に、パスポートは命の次に大事なものです。外務省のウェブサイトに以下の言葉が明確に記載されています。「世界のほとんどの国が、外国人の入国・滞在を許可する条件の1つとして、パスポートの携帯及び呈示を求めています。また、普通は、自国民の出国・帰国の際にもパスポートの携帯及び呈示を義務付けています。つまり、パスポートを持っていなければ、世界のどの国にも入国できないばかりではなく、そもそも日本から出国することさえできません。更に、パスポートは、外国滞在中に事件に巻き込まれた場合など、必要に応じていつでもどこでも呈示を求められることがあるものです。言葉の異なる海外にあって自分が何者であるか(国籍、氏名、年齢など)を具体的に証明できるほぼ唯一の手段と言うことができます」

特にオーストラリア在住で日本国パスポート保有者は、日本以外の国を旅行中にパスポートを紛失すると、その国の在外日本国領事館で所定の手続きを行い、パスポートの再発行や日本に帰国するための一次渡航許可証の発行を申請する必要があります。長期間の滞在が余儀なくされる場合もありますので、十分に注意をしなければなりません。


岩坂亘
H.I.S.オーストラリア・シドニー支店支店長。在豪歴17年。旅行会社勤務23年、筋金入りの飛行機オタク、愛読書『月刊エアライン』購読27年。近年は老眼と体重増との闘い。また、愛犬チワワ2匹と週末はもっぱらペット・カフェ通いの日々を送っている。

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