CIQとは

【HIS】スマートに旅をしよう!

CIQとは

CIQとは、Customs(税関)、Immigration(入国管理局)、Quarantine(検疫)の頭文字を取った言葉で、国際空港には必ずある機能を指します。

入国管理局に関して、オーストラリアの国際空港では、皆さんおなじみの「SmartGate」化が進んでいます。基本的に16歳以上のICパスポート保持者は、「KIOSK」と呼ばれる機械でパスポートをスキャンして、発行されるカードを受け取り、「GATE」と呼ばれるカメラが内蔵された出口で承認されたら入国審査完了となる、極めてモダンなシステムが定着しています。現在、日本の国際空港でも日本到着時の自動入国化が少しずつ進んでおり、成田空港(JQのターミナル3を除く)、羽田空港、中部空港、関西空港で設置がスタートしています。ぜひ帰国時にご利用ください。なお、最初に指紋などの登録が必要ですので、1回目だけ少々時間を要します。また、注意点は永住権保有者がジャパン・レール・パスなどを引き換える際に、入国の消印スタンプが必要な場合は、利用することができません。入国管理局の管轄は法務省です。

日本の検疫は大きく、動物検疫、植物検疫などに分かれ、国内に持ち込みが禁じられている物品の流入を防ぐ業務、海外から帰国時に体調を崩した場合などの健康相談業務、各種物品の輸出入の手続きなどが行われています。管轄は厚生労働省になりますが、ペットの輸出入に関する動物検疫は農林水産省、海外の感染症の情報などは外務省管轄と細かく分かれています。

税関の業務は多岐にわたります。一般旅客になじみが深いのは日本入国時に提出する黄色いカード「携帯品・別送品申告書」で通関作業を行うことです。手荷物の開封検査やX線検査を行い日本への持ち込みが禁止されている物品の流入を防ぐ検疫業務とも一部重なる面もあり、また免税範囲を超える場合などは、その確認と税金の徴収作業などを行っています。少し余談になりますが、オーストラリアからのお土産としてワインを日本に持ち込んだ経験のある人も多いと思いますが、ワインはビールなどと同じく、アルコール類の中で税率が低く、免税枠を超える分に関しては基本的に1リットルにつき200円になります。例えば家族2人で日本に帰国して、オーストラリアでワインを10本購入し持ち帰った場合は、免税枠は1人3本であるため、2人で6本。つまり4本分のワインが課税対象になります。ワイン1本約720mlで計算すると、2880ml、つまりは課税金額は576円という計算になります。きちんと申告を行い、税金の支払いを行えば、1本当たりたった150円程度の追加料金で持ち込めると考えると、無理に免税枠3本に収める必要はないのではないでしょうか。


岩坂亘
H.I.S.オーストラリア・シドニー支店支店長。在豪歴17年。旅行会社勤務23年、筋金入りの飛行機オタク、愛読書『月刊エアライン』購読27年。近年は老眼と体重増との闘い。また、愛犬チワワ2匹と週末はもっぱらペット・カフェ通いの日々を送っている。

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