30周年・エアチャイナの魅力に迫る!


取材協力=エア・チャイナ・オーストラリア

ストップオーバーで行くあの街この街 番外編
日本帰国や海外旅行で立ち寄りたい、ステキな街をご紹介。

 
30周年を迎えるエア・チャイナ
その魅力に迫る

中国の北京首都国際空港を拠点とする、同国のフラッグシップ・キャリア「中国国際航空」(通称エア・チャイナ)が1984年、オーストラリア-中国間で就航を開始し、今年の9月で30周年を迎える。ここ数カ月にわたり、日本などの最終目的地への旅路の途中にふらりと立ち寄る「ストップ・オーバー」にぴったりの街として、北京や上海をご紹介してきたが、本特集では少し視点を変えて、近年人気が高まり、今年のアニバーサリーでより注目を集めている、エア・チャイナの魅力に焦点を当てる。

中国の未来を背負う航空会社

エア・チャイナの前身、旧中国国際航空が生まれたのは1988年のこと。87年には、中国東方航空など地域別で複数の民間航空会社に分かれていたが、エア・チャイナは中でもそれらを統括すべく、「フラッグシップ・キャリア」として知られていた。

2002年には、中国国務院で可決承認された「民間航空システム改革制度」により、同社と中国東方航空、中国南方航空の3社に集約され、今に至る。現在は、国内と海外で合計185都市へのネットワークを持っているという。

07年には、世界最大級の航空連合である「スター・アライアンス」に加盟。サービスの質や安全性などがより改善され、世界的にもそれらが認められるようになり、08年、北京オリンピックのオフィシャル・パートナーにも選ばれた。

赤い鳥のようなロゴには不死鳥を採用し、それには「VIP」の意味も含まれている。近年は、さまざまな航空会社が機内サービスの充実化を図っているが、乗客1人ひとりの乗車時間をより快適なものにしようと、エア・チャイナも中国国内線の一部の機体で、機内へのWiFi導入を実施しているという。この試みが確実に実現すれば、中国国内で初めてWiFi導入に成功した航空会社となる。

インターネットが必要不可欠となってきているこの時代、特に忙しい日々を送る乗客に対する心配りがあるからこそ、ロゴにも込められた「VIP」のサービスが実現できるのだ。

豪州発着便にも快適なシートを導入

オーストラリア-北京/上海間などでは、新しい機体「エアバスA330-200」を使用しており、飛行中、快適に過ごせるように配慮された設備やサービスが整っているという。

この機体にはビジネス、エコノミーの2種類のクラスがある。ビジネス・クラスでは180度背もたれを倒せる寝心地の良いシートを導入。映画などを鑑賞できるタッチ・スクリーンは15.4インチで、プログラムは毎月新しいものに更新されている。100ワットの電源もあるので、ノートパソコンなどの充電にも便利だ。

一方、エコノミー・クラスでは、座面から120度まで背もたれを倒せるシートと、映画やテレビなどの映像60本、音楽100曲、ゲーム10本を内蔵したスクリーンを導入している。

現在、オーストラリア-中国間の直行便はシドニーとメルボルンから発着している。

子ども用のポイント・カードも

合計5種類のフリークエント・フライヤー・カードが利用できる

飛行機を頻繁に利用する人にとって嬉しいのが、ポイントが貯まれば航空券をお得に購入できる、フリークエント・フライヤー・カード。エア・チャイナにも「フェニックスマイルズ(PhoenixMiles)」と呼ばれるポイント・カードがあり、現在は3,000万人以上も会員がいるのだそうだ。種類は上からプラチナ、ゴールド、シルバー、通常のカードがあるのだが、そのほかにも「フェニックス・ジュニア」と呼ばれる2歳から加入できる子ども用のカードも用意している。小さな時から家族と一緒に旅行する子どもたちは、こうして幼い時からマイレージが貯められるのでとてもお得だ。これらへの加入は無料。

マイレージは、エア・チャイナか、スター・アライアンスに加盟している航空会社を利用するごとに貯まっていく仕組みで、頻繁に利用するほどカードのグレードや特典内容が増えていく。

ジュニア・カードにおいては、加入できる年齢が2~11歳と限定されており、12歳を過ぎると自動的に通常のメンバー・カードへと切り替わるようになっている。

このほか、マイレージが貯まるクレジット・カードなども利用できる。

ビジネス層向けサービスが充実

食事はビジネス・クラスで、ワンランク上の美食体験を

オーストラリアから北京などの大都市に行く際、言語面で不安がある場合は、空港からの街への移動にはらはらすることもあるかもしれないが、エア・チャイナではビジネス・クラス以上の乗客に無料の空港-市街地間ピックアップを提供している。しかもビジネス・シーンでもスマートに見えるようにと、リムジンで送り迎えしてくれるので、ビジネス旅行には特に最適だ。

このサービスはエア・チャイナの直行便に限り、コードシェアの便を利用する場合は対象外となっている。それでも、北京、上海、成都、広州、深セン、天津の地域で利用可能なので、さまざまな都市を訪れる際にも最適だ。


高級車でのエアポート・ピックアップをビジネス・クラス向けに無料で提供している。利用しない手はない

また、北京空港などでチェックインをすませると、ビジネス・クラス以上の乗客を対象に、移民局からエア・チャイナのラウンジへとスタッフが案内してくれるサービスもある(空港によるので、要問い合わせ)。

さらに、北京、上海、成都間の乗り換えで、しばらく時間がある時などには、ビジネス・クラス以上であると高級ホテルに無料で滞在することもできるそうだ。

72時間のトランジットはビザ不要

2013年以来、オーストラリアから北京や上海を経由して、そこでしばらく観光してから、ほかの地域に移動したい場合は、その経由地で72時間の滞在許可が与えられるようになった。この3日間のストップ・オーバーで、たっぷりと経由する街を散策できるので、一時帰国者や旅行者、ビジネス旅行者などから注目を集めている。

適用される条件は、①対象国のパスポートを所持していること、②直行便を使用すること、③中国国内のほかの街には移動しないこと、などが挙げられるので、利用する場合は事前に確認しておこう。また、北京・上海から次の目的地に行く航空券は、オーストラリア出国前には購入しておかないといけないので、きちんとプランニングしておこう。対象国は以下の通り。

72時間ビザ・フリー・トランジット対象国一覧
・オーストリア
・ベルギー
・チェコ共和国
・デンマーク
・エストニア
・フィンランド
・フランス
・ドイツ
・ギリシャ
・ハンガリー
・アイスランド
・イタリア
・ラトビア
・リトアニア
・ルクセンブルク
・マルタ
・オランダ
・ポーランド
・ポルトガル
・スロバキア
・スロベニア
・スペイン
・スウェーデン
・スイス
・ロシア
・イギリス
・アイルランド
・キプロス
・ブルガリア
・ルーマニア
・ウクライナ
・アメリカ
・カナダ
・ブラジル
・メキシコ
・アルゼンチン
・チリ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・韓国
・日本
・シンガポール
・ブルネイ
・アラブ首長国連邦
・カタール
シドニーで30周年式典を開催

エア・チャイナのラウンジでラグジュアリーな休息(写真:上と下)



ビジネス・クラスにはタッチパネルが付いており、プログラムも充実している

1984年9月7日、エア・チャイナはオーストラリアで初めてオペレーションを開始。現在は、中国-オーストラリア間に3ルートを設け、ピーク・シーズンであれば毎週15の往復便、それ以外の時期には12便を運行している。

シドニー-北京間の直行便(CA174、CA173)はピーク・シーズン時、毎日運行、それ以外の時は週5便あり、シドニー-上海間の直行便(CA175、CA176)は週3便、メルボルン-北京(上海経由)の便(CA177、CA178)はピーク・シーズン中、5便、それ以外の時期には週4便運行している。

同社は現在、ヨーロッパ、アジア、アメリカにネットワークを設け、計304ルート、32カ国(地域)、159都市で運行しており、スター・アライアンスの加盟航空会社としては、コードシェア便を含め、194カ国、1,329カ所にアクセスがあるという。中でもヨーロッパ行きは18ルート、計14カ国、週100便以上と充実しており、乗り換えなしで快適に目的地へと行けるフライトが多いことで注目を集めている。

2014年には、北京-ホノルル便、北京-ウイーン-バルセロナ便、北京-済州島便、北京-ワシントン便などの新たなルートも加わり、そのネットワークをさらに広げている。

そして今年、オーストラリア-中国間で就航を開始してからいよいよ30周年を迎える。10月30日には、シドニー市内マーティン・プレースで午後12~2時に式典を開催する予定だ。

一般人も参加でき、くじ引き大会なども行われるので、ふらりと立ち寄って、ともに祝うのも楽しいかもしれない。

■中国国際航空(Air China Australia)
Tel: 1800-860-999
Web: www.airchina.com.au
【シドニー店】
住所:Level 25, 123 Pitt St., Sydney NSW
Tel: (02)9232-7277
Email: sydca@airchina.com
【メルボルン店】
住所:Level 31,570 Bourke St., Melbourne VIC
Tel: (03)8602-5555
Email: melddca@airchina.com.au

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