午後3時の甘い誘惑「The Grounds of Alexsandria」

後3時の甘い誘惑
午後3時の甘い誘惑

甘酸っぱい香りが口に広がるストロベリー・タルト

誘惑には勝てない編集部員Hが、今月の「甘くて美味しい世界」をご紹介!

倉庫街の小さな農園風カフェ「ザ・グラウンズ」

第8回 The Grounds of Alexandria

シドニー市内から車で約10分ほどに位置するアレキサンドリアは、アウトレットや問屋が立ち並ぶ倉庫街というイメージがある。静かでひっそりとした印象が強いこの街に、週末にもなれば1時間待ちは当たり前、というユニークなカフェがあると噂では聞いていた。

とある晴れた週末、アレクサンドリアを訪れた。倉庫街に立ち並ぶ赤レンガでできた古めかしい建物の1つが、今回ご紹介する噂のカフェ「The Grounds of Alexandria(通称ザ・グラウンズ)」だ。ここ数年、シドニーでは倉庫の跡地をカフェやレストランに改装するのが流行りらしい。そういえば日本にも横浜港の近くに、倉庫跡地を利用した複合商業施設「横浜赤レンガ倉庫」があったことを思い出す。

元々はパイ工場跡地だったという「ザ・グラウンズ」。早速、敷地内に足を踏み入れてみるとそこは別世界だった。工場跡地というだけあって広々とした敷地にはカフェ、ベーカリー、そしてこれがこのカフェの目玉とも言えるのだが、小さな農園があるのだ。カフェで使うハーブや花々が栽培されているほか、鶏やウサギなども飼われており、小動物たちにエサをやることができるから、家族連れでも楽しめる。

また、敷地内には自家製のレモネードを販売するスタンドがあり、すぐ隣では季節のフルーツ・タルトやチョコレート・ケーキが所狭しと並んでいる。ほかにも、ナッツが量り売りされているコーナーや花屋があったりと、訪れる人々の心をつかんで離さない。


コーヒーに合うデザートやパン類が充実


敷地内では新鮮なフルーツも販売

さて、色鮮やかな倉庫を改装したカフェ店内はレンガ造りでほの暗く、キャンドルが似合う。オーナーのジャックさんは、「最高の食事とコーヒーを提供したい」と言うだけあって、コーヒーに対するこだわりは相当のもの。コーヒーに合うペイストリーやケーキの種類も充実している。もちろんそれらはすべて自家製だ。

どれが美味しいのか悩んでいると、ジャックさんがストロベリー・タルト($7)をお薦めしてくれたので、そちらをオーダーした。タルト生地の上からこぼれ落ちそうなほどぜいたくに使われたストロベリーに、しっとりとなめらかな生クリームが見事にマッチ。みずみずしく甘酸っぱい香りが口の中いっぱいに広がった。

オープンから既に数年が経過したものの、週末は未だに長蛇の列を作る人気店「ザ・グラウンズ」。カフェでの待ち時間に、ウサギたちと戯れ童心に返るのもいいだろう。都会の中に突如として現れた小さな農園風カフェ。シドニーにお住まいの人は、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

●住所:Building 7A, 2 Huntley St., Alexandria ●営業時間:月~金7AM~4PM、土・日7:30AM~4PM ●Tel: (02)9699 2225 ●Web:groundsroasters.com

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る