午後3時の甘い誘惑「La Renaissance Cafe Patisserie」

午後3時の甘い誘惑
誘惑には勝てない編集部員Hが、今月の「甘くて美味しい世界」をご紹介!

第19回 La Renaissance Cafe Patisserie
ロックスで味わう、老舗のフレンチ・スイーツ

見た目も可愛らしいルビー色の「Goya」(イートイン$10.50、持ち帰り$9)
見た目も可愛らしいルビー色の「Goya」(イートイン$10.50、持ち帰り$9)

観光客でにぎわうロックスのアーガイル・ストリート。レストランやカフェが立ち並ぶ石畳の通りは、週末になると更に活気を増す。今回訪れたのは、通りの中心地にたたずむフレンチ・カフェ「La Renaissance Café Patisserie」。

同店は1974年、パティシエのピエール・チャルコスと妻のサリーによって、シドニー北部のイースト・ローズビルで創業した。パリで料理修行を積んだピエールは、「全てにおいて最高の食材を使う」ことをモットーに、フレンチ・スイーツとペイストリーの販売を開始。92年にロックスの現在地に移転した。

店内に一歩入ると、ショーケースに並べられた色とりどりのケーキに心を奪われた。その中でもぱっと目を引いたのが、鮮やかなルビー色のケーキ「Goya」。ラズベリー・ムースの中に、パッションフルーツ味のクリームとアーモンド・ヌガーが練りこまれ、甘味と酸味がほどよくマッチした一品だ。

トッピングに載っているのはスライス状のホワイト・チョコレート、ラズベリー、そしてブルーベリー。サイドにはラズベリー味のマカロンが飾られ、細部にまで趣向を凝らしている。同店ではGoyaをはじめ、ベリーを使ったスイーツは圧倒的な人気を誇るそうだ。

次に頂いたのは、チョコレート好きにはたまらない「Zulu」。ドーム型をしたチョコレート・ムースは、塩キャラメルと、世界中のパティシエに愛用されているというフランスのヴァローナ社のチョコレートが使われている。日本のケーキに慣れている人なら、少々甘く感じるかもしれない。だが、なめらかな口当たりのムースのため、気が付いたら数口で完食してしまった。

店の奥には緑豊かな中庭があり、野鳥のレインボー・ロリキートがしばしば現れるそうだ。「彼らはしょっちゅう遊びに来るのよ」と笑いながら話す店員さん。各テーブルを回り、「ケーキを分けてちょうだい」といった表情で、こちらの様子をうかがっていた。さすが観光地とあって人間にも慣れているようだ。

同店はケーキのみならず、毎日店内で焼き上げるパイやペイストリー類も人気だ。体が芯まで冷え切った寒い冬の日、熱々のパイを食べれば心も体も温まるに違いない。

雨天以外は、店の前のテラス席でも食べることができる。歴史あるロックス周辺を散歩がてら、おいしいスイーツとパイを求めて、同店を訪れてみるのもいいだろう。

チョコレート・ムース「Zulu」(イートイン$10.50、持ち帰り$9)
チョコレート・ムース「Zulu」(イートイン$10.50、持ち帰り$9)
店内奥には緑豊かな中庭が広がる
店内奥には緑豊かな中庭が広がる

●住所:47 Argyle St., The Rocks Sydney NSW ●営業時間:月~金7AM~6PM、土・日8AM~6PM ●Tel: (02)9241-4878 ●Web: larenaissance.com.au

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