午後3時の甘い誘惑「Flower Child」

午後3時の甘い誘惑
誘惑には勝てない編集部員Hが、今月の「甘くて美味しい世界」をご紹介!

第21回 Flower Child
花と緑に囲まれて、フレンチ・トーストに舌鼓

色鮮やかでこってり甘い大人気のフレンチ・トースト($19)
色鮮やかでこってり甘い大人気のフレンチ・トースト($19)

シドニー北部チャッツウッドのショッピング・モール「ウエストフィールド」内に、行列のできるカフェとしてその名を広めた「Flower Child」。今年2月にオープン以降、買い物の合間にひと息つく人たちで常ににぎわう同店を、ついに訪れる機会に恵まれた。

やわらかな自然光がガラス張りの窓から差し込む店内。観葉植物が天井から吊るされ、緑あふれるその空間は、そこがショッピング・モールの一角であることを忘れてしまうほど。

「外の自然をたっぷり店内に取り込むことで、訪れた人たちに、自分が今どこにいるのかを忘れてもらいたい」と話すのは、Flower Childのオーナーの1人、クリス・ルー氏。

同店はルー氏と、アダム・チョーカー氏によってオープンした。チョーカー氏は以前、兄が経営するアレキサンドリアの人気カフェ「The Grounds of Alexandria」(以下The Grounds)でマネージャーを務めた。そうした経緯もあり、Flower ChildとThe Groundsはつながりが深い。斬新なコンセプトやデザインなどの共通点も多く、同店ではThe Groundsからケーキやコーヒー豆を仕入れている。

メニュー考案にあたっては、シドニー湾を見渡せる絶好のロケーションに位置する高級レストラン「Wildfire」の元シェフ、ニック・ジョビッチ氏が携わった。テーマは「フレッシュで鮮やか」。

皿の上に色鮮やかな食材を並べ、ボリュームたっぷりで五感を満足させるメニューに仕立てたという。なかでも同店のいち押しはフレンチ・トースト。運ばれてきた時に、その鮮やかな盛り付けに思わず「わぁすごい」と驚いてしまうほどだった。

バターがたっぷり染みこんだ厚切りのブリオッシュ・トーストの上に、こんがりと焼けたピーカン・ナッツ、スライスされたバナナやベリー、そしてバナナ味のマスカルポーネがトッピング。これだけでも十分ボリュームがあるのに、メープル・シロップや、バターと砂糖を温めて作られたトフィー・ソースがたっぷり。また、散りばめられた食用の美しい花びらが、あでやかさに一役買っていた。

厚切りのトーストにナイフを入れるたびに、上にかかったメープル・シロップがじゅわっとトーストに染み込む。カリカリのナッツもメープル・シロップにマッチ。こってり甘いながらも、イチゴやラズベリーの酸味がほど良く甘さを中和してくれる。甘党の人にはたまらない一品だ。

インテリアもさることながら、盛り付けにもとことんこだわりを見せるFlower Child。平日週末を問わず、朝から混み合うので、なるべく早い時間に訪れることをお勧めしたい。

The Groundsからコーヒー豆を仕入れている
The Groundsからコーヒー豆を仕入れている
天井に吊るされた観葉植物が目を引く
天井に吊るされた観葉植物が目を引く

●住所:Shop 391, 1 Anderson St., Westfield Chatswood NSW ●営業時間:月~日8AM~5PM(木のみ8AM~9PM)●Web: flowerchildcafe.com.au

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