午後3時の甘い誘惑「Nútie Donuts」

午後3時の甘い誘惑

誘惑には勝てない編集部員が、今月の「甘くておいしい世界」をご紹介!

グルテン・フリーでビーガンでも食べられるスイーツ

「クッキー・モンスター」を始め、多彩なドーナツやケーキが並ぶ
「クッキー・モンスター」を始め、多彩なドーナツやケーキが並ぶ

第23回 Nútie Donuts

「Nútie Donuts」は1年半前、シドニー西郊バルメインで営業を開始し、このほど11月初旬、サリー・ヒルズに2号店をオープンさせたドーナツ店だ。1号店はドーナツやケーキなどを販売するベーカリー・スタイルだが、2号店では朝食やランチ・メニューもそろえ、カフェのようなスタイルをイメージしているとオーナーであるジーナさんは話す。

日本と違い、多種多様なドーナツ店が林立しているシドニーで、同店の商品は全てグルテン・フリー(GF)、8割がビーガンという点で差別化を図る。ジーナさんはドイツ出身で、子どものころにベジタリアンになったという。当時1990年代のドイツではベジタリアンやビーガンにスイーツを提供する店舗がほとんどなく、限られた選択肢の中で行ける所を探すのに苦労したという。また、元々お菓子作りが好きだったというジーナさん。グルテン・アレルギーの友達のためにGFスイーツを作ったことがきっかけで、GFのお菓子作りの勉強を独学で始めたそうだ。

ジーナさんが大学生の時にインターンで来豪した際にも、インターン先の同僚や、通勤路にあるカフェのイケメン・バリスタに手作りのスイーツを差し入れしていたそうだ。ドイツに帰るタイミングで“一緒にベーカリーを出さないか”と誘ってくれたのが、同店の共同オーナーであるジャックさんだったという。

ラズベリー・ジャムなどをサンドした「Wagon Wheel」($7)
ラズベリー・ジャムなどをサンドした「Wagon Wheel」($7)
オーナーのジーナさん(左)とジャックさん
オーナーのジーナさん(左)とジャックさん

通常、GFのスイーツを作ろうとするとボロボロで、食感も硬く味気もない物になりがちだという。そのためジーナさんは新メニュー1つの開発に6カ月掛けることも少なくない。それでもお客さんに興味を持ち続けてもらうために、毎日違う物を提供し続けられるよう常時新しいメニューを考えているという。独学だからこそ斬新なアイデアが生まれるという思いの下、現在1日70~80種の商品を展開し、定番メニュー以外は毎日入れ替えているそうだ。

あるお客さんは「私はNútie Donutsで一度も同じ物を食べたことがない。新しい物がたくさんあるから、いつも興味深々なの」と語ってくれたという。

ジーナさんは、同店を近所にあるフレッシュでホームメイドの商品が並び、誰もが立ち寄りやすい身近なベーカリーのような存在になることを意識しているという。高いクオリティー、こだわりの材料、カラフルな見映え、そして誰もが食べることのできるスイーツを扱うNúie Donutsで華やかなでうれしくなるような、おやつの時間を過ごしてみてはいかがだろうか。(リポート:高坂信也、立尾南歩子)


DATA
DATA●住所:【Surry Hills店】44 Holt St., Surry Hills NSW、【Balmain店】13 Beattie St., Balmain NSW ●営業時間:【Surry Hills店】月~金7AM~4:30PM、土8AM~4:30PM、日休、【Balmain店】毎日8AM~5PM ●Web: www.facebook.com/wearenutie

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