世界のワイン旅へいざ出発!

ベン・ホルトの豪州ワイン物語

ベン・ホルトの豪州ワイン物語

世界のワイン旅へいざ出発!

さて、2014年が何をもたらしてくれるか楽しみにしながら、皆さんは新年の勇敢な目標「体を鍛える」「体に良い物を食べる」「子どもと過ごす時間を増やす」「パートナーを見つける」など決めていることだろう。では、ワイン生活のための目標は?一緒に目標を立ててみよう。皆でやれば怖くない。この記事を書きながらカルフォルニアのピノ・ノワールを飲んでいる。これがちょっとしたヒントだ。

2014年は旅に出よう。グローバル・ワイン・ツアーで、世界中のワイン地域を訪れる。無計画の方法でいい。時にはファースト・クラスで旅したり、普通と違うルートを歩いたり、といったように。まず、シャンパーニュ地方を訪ねよう。それ以上に良い旅の始まり、新年の始まりがあるだろうか。すべての良いことは「泡」から始まる。

世界の数ある有名なワイン地方がそうであるように、シャンパーニュ地方は、地質学、気象、緯度、歴史そしてワイン造りや哲学の多方面において、独自の極みを持つ地方だ。これらの要因がすべて混ざり、間違いなく世界で最も崇高な飲み物を作り出している。パリの140キロ東に位置するシャンパーニュ地方は、ランス市を中心にした地区で構成されている。主要な地区はマルヌで、すべてのシャンパンの3分の2以上はここで生産されている。「ボランジェ」「クリュッグ」「ドン・ペリニヨン」など、有名なブランド名に慣れ親しんでいるかもしれないが、実は1万9,000以上の栽培者が、これらのブランドに供給している。だが自分たちのワインを造っている栽培者も少なくない。もし、熱心なソムリエがいる人気のレストランを訪れてみれば、たくさんの種類のシャンパン・ブランドやスタイルを学べるだろう。

シャンパンは基本的にピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3種類のブドウからできている。基本の組み合わせ、つまり「キュヴェ」がシャンパン・スタイルに違いを出している。そのほか、すべての要素が働き、熟成を加えたワインはキュヴェに味の深みを出す。どこで育ったブドウか、どのぐらいの期間で瓶内の2次発酵が行われたか、リキュール(糖分)が投与されたのか。

シャンパンを探す時、自分の味覚に従い、「辛口」か「甘口」をチェックしたいと思うだろう。もし、ラベルが「extra brut」または「brut」と書いてあれば、辛口ワイン。「sec」または「demi-sec」であれば、ほんの少し甘めの領域に入ることになる。

来月もシャンパンについて話そう、山ほど話すことがある。その後は車に乗り、フランスの別の地方にも足を運ぼう。Bonneanné!(あけましておめでとう!)

ワインについての皆さんの質問を受け付けています。日豪プレスのフェイスブック、メール(viceditor@nichigo.com. au)までお送りください。

ベン・ホルト
◎ヒルトン・ワールドワイド・マーケティング統括本部長(日本・韓国・ミクロネシア地区担当)。QLD大学で文学修士(日本語と韓国語)ならびに科学修士を取得後、在豪日系企業などで食品輸出、商品取引、マーケティングに従事。2002年~07年にオーストラリア・ワイン事務局日本代表、12年5月までオーストラリア政府観光局日本地区マーケティング本部長を務めた後、現職。

Web: www.holt-blog.com
Twitter: Mr_Riesling
www.facebook.com/Ben.Holt.69
 

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