ブリスベン北部の隠れ家的人気グルメ・スポット Eat Street Northshore 食べ歩きガイド

ブリスベン北部の隠れ家的人気グルメ・スポット
Eat Street Northshore 食べ歩きガイド

ブリスベン北部にあるノースショア・ハミルトンの使われなくなった埠頭を改装しイベント・スペースへと変身させた「イート・ストリート・ノースショア」。同所は現在、70店舗以上の飲食店が軒を連ね、毎週末になると訪れる人が絶えないほど人気のグルメ・スポットとなっている。ここでしか見られないライブ・パフォーマンスも楽しめるなど、おいしいもの好きやエンターテインメント好きにとっての魅惑的な場所の食べ歩きガイドをお届けする。(取材・文・写真=フリアン・ロドリゲス・カンポス)

会場入り口のハロー・ゲート。近づいていくと中のにぎわいが感じられる
会場入り口のハロー・ゲート。近づいていくと中のにぎわいが感じられる

お薦めの食べ歩きスタート・プラン

 食べ歩きの人気スポットとして有名なイート・ストリート・ノースショア。ノースショア・ハミルトンでフェリーを降りて、人の流れに沿って歩いていくと、“Hello”というネオン・サインとコンテナで作られた「ハロー・ゲート」が楽しみを隠せない来場者を出迎える。ハロー・ゲートをくぐると、射抜かれたハートのネオン・サインがある。まずは記念に写真を撮ってみても良いかもしれない。

 さて、お腹を空かせてグルメ・スポットにやって来たは良いものの、最初に何を食べようか迷ってしまったという経験はないだろうか。イート・ストリート・ノースショアの場合、ここは迷わずに「ザ・バイロン・ジェラート」のアイスクリーム・タコスを頼んでみると良いだろう。大胆な発想に思えるかもしれないが、冷たいアイスとタコスの異なる食感の組み合わせがうまく食欲を刺激してくれる。甘いもので簡単に空腹を落ち着かせたら、その後の料理に向けて胃を準備させておこう。そのアイス・ブティックでアイスクリーム・タコスを1つ買い、帰り際にもう1つと決めておくのも良い。

 もう少し奥に目を向けると、隣の屋台の「Tokyo Tucka」の文字が目に飛び込んでくる。赤提灯が居酒屋の雰囲気をかもし出しているその店では、たこ焼きから焼き鳥まで、日本ならではの味がそろっている。日本の味が恋しいという時は、その気分で食べ歩きをスタートさせるのも良いかもしれない。

頭上のイルミネーション。奇麗な光が幻想的なひと時を演出している
頭上のイルミネーション。奇麗な光が幻想的なひと時を演出している

 頭上の幻想的なイルミネーションに誘われてそこから更に進んでいくと、7オープン・スカイ・シアターにたどり着く。そこでは、夕方4時30分から6時30分まではライブ・イベントを楽しむことができ、7時以降は映像が流れる大スクリーンの前でそれぞれの食事を楽しんでいる家族連れやカップルの姿を目にする。その向かい側には、年代物のアイス・トラックが並んだレトロな雰囲気のスイーツ・セクションがあり、どれもおいしそうな品ぞろえ。あれもこれもと食欲に任せてスイーツでお腹を満たさないように注意が必要だ。

 スイーツの誘惑と戦いながらアイスのネオン・サインを通過すると、メイン・デッキ・ステージ・エリアがある。午後5時30分から9時までバンドの演奏やライブ・イベントをやっており、ステージ・パフォーマンスに興じながら食事を楽しめるスペースとなっている。ステージの左側には南米やメキシコ料理の屋台が並び、中でもブラジル・アルゼンチン・スタイルのバーべキュー「サウス・アメリカ・グリル」は特にお薦めしたいお店だ。今回の取材でオーダーしたのはガーリック・チキン。ガーリックの味とコショウが効いて、お肉もジューシーな味わいだ。同店は、バーべキューの店でありながらも、ベジタリアン・メニューも提供している。

異なる食感の組み合わせが食欲を刺激するアイスクリーム・タコス
異なる食感の組み合わせが食欲を刺激するアイスクリーム・タコス
「サウス・アメリカン・グリル」の前には常に行列ができている‘
「サウス・アメリカン・グリル」の前には常に行列ができている‘

お酒と音楽で一休み

 メイン・デッキ・ステージの反対側には「Diner」の文字が輝いているお洒落なエリアがある。「ダイナー・バー」という店で、そこでは店頭にロゴも掲げられている「Sailor Jerry」というメニューをぜひ試してみて欲しい。天然のスパイスがブレンドされたカリブ海のラム酒で、バランスの取れたスパイスの香りとなめらかで口当たりのしっかりとしたその味わいはきっと癖になるだろう。お酒はちょっと、という人にはザ・バイロン・ジェラートの2軒隣にある「モックテイル・マッドネス」のドリンクをお薦めする。ハワイアンな雰囲気のこのお店にはフルーツ・ジュースが豊富にあり、商品はどれも「Mocktail」(偽りの意の「mock」と「cocktail」の造語)、つまりノン・アルコール・カクテルだ。

天然のスパイスがブレンドされたカリブ海のラム酒「セイラー・ジェリー」
天然のスパイスがブレンドされたカリブ海のラム酒「セイラー・ジェリー」
レーンウェイ・エリアでライブ演奏中のアーテイスト
レーンウェイ・エリアでライブ演奏中のアーテイスト

 ここまで来るとそろそろ満足してきたころかもしれないが、そのまま立ち止まらずにもっと奥まで足を進めて欲しい。次に見えるのがレーンウェイのエリアだ。コンテナに大きくつづられた「Laneway」の文字が注意を引くので見逃すことはないだろう。レーンウェイはジャズ・バンドによる演奏やローカルのバンド、その他のパフォーマーによるステージを楽しめるエリアとなっている。食事の他に、ヘナ・タトゥーのお店も出ているため、腕などに奇麗な模様を付けて歩いてみたいという人は、気軽に楽しんでみよう。

帰る前の楽しみ方

 「もう満腹」のひと言の前に、ぜひアジア・ストリートにも足を運ぶのをお忘れなく。「リトル・シャンハイ」で食べられる北京ダックはイート・ストリート・ノースショアの中でも人気の高い一品だ。

 お腹を満たしたところで、腹ごなしに会場内を一回りするのも良いかもしれない。手の込んだ飾りつけやイルミネーションを堪能しながらぶらぶら歩いていくと、きっと一晩の楽しみを更に彩る新しい発見や思わぬ出合いが待っているだろう。

 出口を通る前に先述したアイスクリーム・タコスを忘れずにもう1つ頂いて、楽しかったひと時の名残を味わいながら会場を後にしよう。ノースショア・ハミルトンから出発するフェリーから遠ざかる会場を眺めているころには、きっと次の週末もイート・ストリート・ノースショアに戻ってきたくなっているだろう。

Eat Street Northshore
■住所:221D Macarthur Ave., Hamilton
■Tel: 1300-328-787
■Web: www.eatstreetnorthshore.com.au
■Facebook: 「Eat Street Northshore」で検索
■営業時間:金・土4PM~10PM、日12PM~8PM
■入場料:12歳以上$2.5、12歳以下無料

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