素材の味が実感できるキャロット・ケーキ

Meet the Sweets
甘さ控えめで朝食代わりにも

Meet the Sweets

素材の味が実感できる
キャロット・ケーキ

Sugardough

イタリア人街として知られるカールトンのライゴン・ストリートは、北上するほど多民族色が強くなってくる。見知らぬ文字の看板が続く商店街の中、こんがり焼けたパンやペストリーの並ぶウィンドーが目を引くのが「シュガードォ」だ。

「50~60年代の田舎の台所をイメージしているんですよ」と、オーナー兼ペストリー・シェフのオーランドさん。赤レンガとモスグリーンの壁に可愛いカントリー調で統一された店内で、今回は“キャロット・ケーキ”を試してみた。

同店では毎日3台、18ピース分を焼いて完売するほどの人気だという。ふんだんに使われたクルミの香ばしい匂いに誘われ、さっそく口に運ぶ。しっとりとした口当たりながら、不思議と重さを感じさせず、バターやブラウン・シュガーなどの素材の味を実感できるのは、質の良いものを使っている証と言えるだろう。

「卵は*フリー・レンジ、小麦粉や砂糖など素材はすべてオーガニックにこだわっています。もちろん、保存料などは一切使わず、裏のキッチンで焼いたらすぐに店頭に並べます」。素朴なケーキでありながら、ほかとひと味違うのは、素材へのこだわりと組み合わせの工夫。上質な甘みのあるクリームチーズ・アイシングが舌の上でふんわりと溶け、甘さ抑えめのスポンジ部分とのバランスが良い。朝食代わりにもお薦めだ。

開店は7年前。「シュガードォ」という名前は、生地をこねている時にふと思いついたという。「分かりやすいし、覚えやすいなって」。店内のあちらこちらで見かける可愛いアヒルのサインは、開店当時に売り出したアヒル型のビスケットが大人気になり、以来同店のマスコットにもなっている。

「実はもうすぐオーナーが変わるんですが、お店もメニューも、もちろんレシピも同じままですから安心してください」とオーランドさん。自身のモットーでもある“情熱のあるところ、常においしさあり”も、きっと引き継がれることだろう。

*フリー・レンジ…放し飼いの鶏の卵


Meet the Sweets
可愛いカントリー調の店内はいつも満員

 

■住所:163 Lygon St., Brunswick East VIC
■Tel: (03)9380-4060
■営業時間:火~金7:30AM~5PM、土7:30AM~4PM、日8AM~4PM、月休

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る