パイ生地とクリームの絶妙感 ミルフィーユ

Meet the Sweets
ミルフィーユはオーストラリアではバニラ・スライスのこと

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パイ生地とクリームの絶妙感
ミルフィーユ

Le Croissant

 北側にキャンバーウェル、南側にグレン・アイリスといった、緑豊かな住宅街が広がるトゥーラック・ロード東部。その点在する小さな商店街の片隅に、車で通ったらうっかり見落としてしまいそうなほどにひっそりと建つのが、「ル・クロワッサン」だ。
 外からも見えるショーケースには、シュークリーム、タルト、サバランなど、40種類以上のお馴染みのフレンチ・スイーツが並ぶ。その中から、オーナー・シェフのティーガンさんが自信を持って「一番人気」と薦めるミルフィーユを選んでみた。
 このスイーツ、そのままフォークを入れるとお皿の上が無残なことになりがちなので、まずは慎重に寝かせてみる。こんがりときつね色に焼けた3層のパイ生地の間に、パイ生地の倍ほどの厚みではさまれているカスタード・クリーム。
 1層目のパイ生地部分にフォークを入れると、見た目通りの“サクッ”とした食感が音とともに伝わってくる。2層目はカスタード・クリームと一緒に口に入れると、上品な甘さのクリームとともに、適度にソフトになりながらもその後もサクッとした歯ざわりを残す、ほのかに甘味のあるパイ生地と相まって絶妙な甘さを醸し出す。
  ティーガンさんが教えてくれた、「サクッとしたパイ生地に、適度な量のカスタード・クリーム」という、“美味しいミルフィーユの条件” をまさしく満たしている。
 いまやメルボルンで最も古いフレンチ・パティセリーの店のひとつとなった同店は、1969年にオープン。「メルボルンのオージーにとって、フレンチ・スイーツは、まだまだ特別なものといった印象があるみたいです。その中でも、オープンして40年以上という実績が、お客様に安心感を与えるみたいですね」と、人気の秘密を明かす。
 平日は30~40ピース、週末には100ピースも作り、それをほとんど完売するというバニラ・スライスも含め、材料はすべて自然のものを使い、毎朝手作りした新鮮なものしか販売しないというポリシーもまた、リピーターへの魅力となっているようだ。

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店頭に並ぶクロワッサン、リーフパイもおいしい

■Le Croissant
住所 : 1204 Toorak Rd., Camberwell VIC
Tel : (03)9809-2263
営業時間 : 水~金 7:30AM~4:30PM、土7AM~5PM、日7AM~2PM
※店頭販売のみ

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