5つ星ホテルの絶景&美食


アルティテュード
ALTITUDE
編集部セレクト 絶品レストラン・コレクション
日豪プレスのスタッフがプライベートで訪れ、舌鼓を打ったレストランを実際に食したメニューとともにご紹介。

 

壁一面の広い窓から見渡すシドニー湾と
芸術的なコンテンポラリー料理

シドニーに住んでいるなら、必ず1度は行くことをお薦めしたいのが紹介する「アルティテュード」だ。5つ星ホテル「シャングリ・ラ・シドニー」の36階に位置するこちらは、昨年「The 2013 Tourist Accommodation Australia(TAA)National Awards for Excellence」でベスト・レストランにも選ばれたオーストラリア・コンテンポラリー料理が味わえる名店。


 

まず驚かされるのが、思わず息を飲むほどに美しい景色だろう。湾側の壁一面が天井まで続く窓となっており、窓に背を向ける席でも正面に大きな鏡が設置され、どの席でも昼夜問わずオペラ・ハウスとハーバー・ブリッジという景色を一望できる工夫がされている。この絶景と料理の両方を堪能しに来店するのは、7割が宿泊外という客層。アニバーサリーに、と毎年同じ日に予約する人もいるそうだ。

マシュー・マックール・シェフに直接話を聞くことができた。ロンドンで名だたるシェフの下で経験を積み、シドニーへ来る前は、北京にあるチャイナ・ワールド・ホテル「Aria」でヘッド・シェフを務めていた。いただいた前菜、メイン料理ではアジアでの経験が生かされた味わいを感じた。鴨肉の前菜では、和風だしをベースにしいたけ、いくらと、なんと自家製の“梅干し”が使用されている。口の中であっさりと広がる酸味が日本を思い出させる味わいだ。またメイン料理は、絵画のように美しいメカジキの1皿。あっさりした白身の魚に、濃厚なとうもろこしのソース、グリーンカレー、ココナッツという存在感のある組み合わせだが、不思議と旨みが優しく混じり合う忘れられない味だった。

食材はオーガニックにこだわり、毎日新鮮な魚介や野菜が届くという。その季節ならではの美味しい食材の仕入れにより、毎週土曜日にアラカルト・メニューが入れ替わるのも、店の魅力の1つだろう。シェフに、毎週作り変える新たな発想はどこから来るのか尋ねると「さまざまな食材の食感、香りを頭の中で思い描きながら、調理法と掛け合わせます。そして、皿の上でどう表現できるかを考えます」と、まるで絵を描くように料理を創造していくと答えてくれた。

店の内観は落ち着いた雰囲気なものの、窓からの景色とアートのような1皿1皿が思い出を強く彩ってくれる、そんな美食レストランだ。
(リポート:編集部G)


1. 美しさにうっとりするシドニー湾の夜景。毎年のアニバーサリーで利用する人も多いという
2. 鴨肉を使用した前菜。和風だしをベースに、いくら、梅干など日本の風が感じられる($29)
3. ブルーマウンテンで採れたベリーをふんだんに盛り込んだデザート($19) 
4. ワインは毎週ソムリエがシェフのメニューに合わせて選びなおすという。常時200種類以上がそろう
5. 季節で一番の味わいを堪能できるメイン料理。メカジキ、コーン、カレー、ココナッツという相性が楽しめる1皿($40)
ALTITUDE
住所:176 Cumberland St., The Rocks, Sydney
Tel: (02) 9250-6123 営業時間:月〜土6PM〜10:30PM、日休
ドレスコード:スマート・カジュアル

 

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