第11章ビーチ・ライフを満喫するシドニー海岸線の旅

MASUYA GROUP CEO  —KEN定松が歩いた—

食材の宝庫   オーストラリア

第11章ビーチ・ライフを満喫するシドニー海岸線の旅

 シティから車で南へ1時間。クロヌラ・ビーチ(Cronulla Beach)を起点に北へ向かい、ノーザン・ビーチのパーム・ビーチ(Palm Beach)まで約50キロの海岸線の旅を案内します。

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日本食レストラン「MASUYA Group」社長

■Cronullaのすばらしさ
 クロヌラ( C r o n u l l a ) はボンダイ(Bondi Beach)の約5倍の大きな弧を描くビーチで、5キロにわたって白い砂浜が続いています。シドニー近郊のビーチながら日本人をほとんど見かけることもなく、のびのびとオーストラリアの大自然を感じることができます。ビールをグビグビやりながら、日光浴や読書をするには最適でしょう。 このビーチから北へ向かうと、ボタニー湾沿いにシーフード・レストランが集まるブライトン・ル・サンド(Brighton-Le-Sand)があります。ここは夜景が美しく、夜はロマンチックな海岸に変わります。特にシドニー空港から飛行機が飛び立つ景色はうっとりするほどです。 そして、海沿いのBBQと朝食のカフェで有名なブロンテ・ビーチ(Bronte Beach)を過ぎると、ボンダイに到着します。ここにはシドニー屈指のダイニング・バー「ice bergs」があり、アジア人やオージーに大人気のステーキ・レストラン「Hurricane’s」があります。この店の1キロ・ステーキを頬ばりながら、もしくはポーク・スペアリブを手づかみで食べながら赤ワインを楽しむのは、ここオーストラリアならではの体験でしょう。ワーキング・ホリデーの皆さんは週末、ビーチ沿いのクラブで朝まで『Dancing all night』をしてみてください。

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Whale Beachの絶景が見渡せる「Jonah’s」

■ManlyからDee Whyへ
 以前、ビーチバレーの元日本チャンピオンの佐伯選手が「世界中を回ってみたが、マンリー(Manly Beach)は私の中でTOP5に入るビーチだ」と言っていました。 マンリーはビーチからのメイン・ストリートThe Corsoに数々の店が連なり、またフェリーが到着するワーフからは歴史を感じさせる街並みが広がっています。私たちが見つけた「Manly Wine」という店では、地産食材を生かした料理と数多くのグラス・ワインをメニューにそろえていました。 日本から来た観光客の方でビーチ好きの方は、マンリーでの滞在がお薦めです。ホテルとバックパッカー向けの宿が約10軒あり、海沿いのショップではサーフボードのレンタルもできます。 ここから車で30分ほど北上すると、サーファーの聖地の1つ、ディーワイ(Dee Why Beach)へと到着します。ここはビーチの目の前に公園が広がり、ファミリーに人気です。また、ここには有名なフィッシュ&チップスの店「Dee WhySeafood」があります。

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マンリーにあるサーフショップではボード・レンタルも可

■Palm Beachの「Jonah’s」「Jonah’s」
 レストランは10年前の正月に私が家族で訪れた際、日本人ビジネスマンでいっぱいだったことに驚きました。その時もここに泊まりましたが、今はなんと1泊499ドルからとのこと。しかし、その眺めと素晴らしい料理を味わえば、納得がいきます。また、週末はよく結婚式が行なわれています。 そのそばのホエール・ビーチ(WhaleBeach)には、有名なカフェ「Ripples」があります。私たちは「The Boat HouseRestaurant」で朝食をとったのですが、この店には、入口に地元で採れた果物や花、そして手作りのクッキー、こだわりのオーガニックの食材が置いてあります。朝食のメニューも素晴しく、海を眺めながらの朝食の味は格別。スタッフのアイデアで作り上げられたこの店のコンセプトは、将来カフェ・レストランを経営したい方には必見です。 私は今回、スタッフとともにさまざまなビーチを訪れながら、日本各地にある温泉巡りを想像しました。日本にある民宿も、世界各地からの旅行者に対応し、地産地消の食事と酒を提供するというのはいかがでしょうか。世界中のバックパッカーが集まる民宿を、農家や漁村の家を改造して作るのです。 ヨーロッパ諸国やロシアなどの学生が、そんな新しいコンセプトの民宿を泊まり歩き、日本を縦断しながら日本の歴史、文化、そして日本人との心の触れ合いを体験していく。さらに、そんな情報が詰まったウェブサイト「民宿ネットワーク.com」を立ち上げてみてはどうだろうか…、などと夢は広がります。 次回最終回は、現在アジアの繁栄都市「シンガポール」から、オーストラリアそして日本、3カ国の屋台料理文化の違いをご案内します。

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「The Boat House Restaurant」で食べた朝食

Enjoy your meal!

ice bergs Web: www.idrb.com
Hurricane’s Web: www.hurricanesgrill.com.au
Manly Wine Web: www.manlywine.com.au
Boat House Restaurant Web: www.theboathousepb.com.au
Ripples Web: www.ripplescafe.com.au
Jonah’s Web: www.jonahs.com.au


プロフィル
◎日本食レストラン「MASUYA Group」社長。趣味=庭の草刈りと読書。座右の銘=「道のないところに道をつくる」。豪州初の日本食フード・フェアの実施や日本酒の普及促進活動など、日本の食文化の浸透に尽力。また、日本の観光業・外食業との事業提携や人材育成などを進めている。本コラムではオーストラリアのフード・ツーリズムを紹介中。
Web: www.masuya.com.au

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