レンジでチン!びっくりするほど簡単な焼き豚

簡単! 多国籍キッチン
多国籍なオーストラリアの簡単で美味しいレシピを紹介。

レンジでチン!びっくりするほど簡単な焼き豚
(文・写真=ランス陽子)

タレに漬け込んだら電子レンジに数分かけるだけ。スライスすると内側はしっとり
タレに漬け込んだら電子レンジに数分かけるだけ。スライスすると内側はしっとり

オーストラリアのスーパーマーケットには、棒状の豚ヒレ肉(Pork Fillet)が売られている。これを使って電子レンジで焼き豚(チャーシュー)を作ってしまおう、というのが今回のレシピだ。教えてくれたのは、ゴールドコースト在住の雅子さん。雅子さんが移住したばかりの1980~90年代前半のゴールドコーストには、まだラーメンの専門店が無く、日本食材店もたったの1軒だけだった。自分好みのおいしいラーメンが食べたいという今は亡きご主人のために、雅子さんは鶏ガラを煮込んだ自家製スープのラーメンを作り、チャーシューも手作りしていたそうだ。

「昔持っていた電子レンジの調理本レシピを少しアレンジしてこの焼き豚作っています。タレには最低でも1時間、できれば一晩漬けておいてください」というこのレシピは、豚ヒレ肉をタレに漬けたら、あとは電子レンジに数分かけるだけ。タレに肉を浸したまま煮豚のように調理するレシピが多い中で、雅子さんのレシピはうまみを先にぎゅっと閉じ込め、肉を液体に触れさせない調理法が特徴だ。

「プラスチックの電子レンジ用スチーマーで、すのこのような網状のものや穴の空いたトレイが付いたものが家庭にあれば、それを利用してください」と雅子さん。専用スチーマーがなければ、耐熱容器の底に割りばしを数本並べ、その上に豚肉を載せる方法でも大丈夫だ。「ふたをしないと電子レンジの内側が汚れて掃除が大変なので、すき間を残してふわりとラップをかけるか、オーブン用のクッキング・シートを載せると良いですよ」と教えてくれた。

豚肉に竹串やつまようじを刺して、肉汁が透明になればでき上がり。「豚肉の厚みによって調理時間が変わるので、竹串を刺して確認しながら時間調整をしてくださいね。調理しすぎると、カチカチになってしまうので注意しましょう」

10分ほどおいてから熱々のままスライスして食べても、あら熱をとった後に冷蔵庫で冷やして食べてもおいしい。水分をとばしてしまうレシピなのに、スライスしてみると内側はしっとりと仕上がっているから不思議だ。ラーメンに載せたり、刻んでチャーハンに入れる他、そのまま辛子を添えてオードブルやメインにしても大満足の味。日本人だけでなくオーストラリア人にもお薦めのこの焼き豚に、ぜひチャレンジしてみよう。

自分で作ってみよう!

(4人分)

豚ヒレ肉 400g
細ネギ(スプリング・オニオン) 1本
ショウガ 10g
■漬けダレ
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ2

作り方

① 細ネギは大きくぶつ切り、ショウガは薄切りにする。

② 豚肉を半分に切り、①と漬けダレのしょうゆ、砂糖とともにジッパー式の保存袋に入れる。1時間~ひと晩漬けておく。

③ タレをよく切った豚肉を、すのこ状の電子レンジ・スチーマーか、割りばしを数本置いた耐熱容器に入れる。ふたをせずに、隙間を残してラップまたはクッキング・シートをかぶせる(※スチーマーの底には水を入れないまま調理)。

④ 電子レンジで4分加熱する。

⑤ いったん電子レンジから取り出し、ひっくり返してさらに3分加熱する。

⑥ 竹串を刺し、肉汁が透明なら完成。肉汁が赤い場合は更に2分調理してから、再び肉汁を確認し、透明になるまで繰り返す。


雅子さん
大阪出身、ゴールドコースト在住。料理は手早く簡単にをモットーに、たこ焼き、お好み焼き、焼きうどんなどの粉ものも得意。最近、体に無理な負担をかけずに汗を流すことができる、太極拳にはまっている。

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