簡単レシピ/マルタ島のチーズ・パイ

多国籍なオーストラリアの簡単で美味しいレシピを紹介。

3つのチーズを混ぜて、パイ生地で包んでオーブンで焼くだけ
マルタ島のストリート・フード
チーズ・パイのパスティージ

地中海に浮かぶ「マルタ共和国」という国を知っているだろうか。イタリアのシチリア島の側にある小さな島国で、マルタ島やゴゾ島、コミノ島などからなる国土は、全部合わせても淡路島の半分ほどという316平方キロメートル。人口は約42万人で、首都の名前はバレッタ。犬のマルチーズという名前は、この国に由来している。

マルタは英国連邦に属する国の1つであるため、オーストラリアにも多くのマルタ島出身の移民が在住している。フェイさんの母親も、そんなマルタ島出身の移民の1人だったそうだ。「私はオーストラリアで生まれて育ちましたが、マルタの血を引いていることをとても誇りに思っています」。今回はそんな彼女に、マルタ伝統の料理を教えてもらった。「パスティージは、チーズかマッシュしたグリーンピースをパイ生地で包んで焼くだけの、簡単な料理です。マルタでは、道ばたの屋台で売られていたりすることも多いそうですよ」。今回のレシピは、そのチーズのバージョン。日本人の感覚では、パイ生地を使うちょっと大きめの餃子といった感じだ。

「市販の冷凍パイ・シートを使うと便利です。コップなどで丸く型をとってくり抜くといいかもしれません。くり抜いた後は、手の平にのせてくぼみを作って、帽子のような形になるようにちょっと伸ばしてから具を詰めるといいですよ。それからパイ生地に具をのせたら、折りたたんで生地を閉じます。円の中心に向かって両側の生地を具の上で重ね合わせます。閉じたら両端の生地のところをつまんでちょっと伸ばし、親指で天板に押しつけて、紡錘型にします」。

細長いレモンのような形に仕上げて天板に置き、きつね色になるまで焼いたらでき上がりだ。

「パイ生地をふっくらパリっと仕上げるには、しっかりオーブンを予熱してから焼くといいようです」

包んで焼くだけ、というこのレシピ。おやつはもちろん、お酒のつまみやパーティーでのフィンガー・フードにもぴったりなのでぜひ試してみよう。

 


(4~8人分)

リコッタ・チーズ 300g
パルメザン・チーズ 1/2カップ
モッツァレラ・チーズ 2/3カップ
2個
冷凍パイシート 4枚
塩、コショウ 少々

 

作り方
① リコッタ・チーズをボウルに入れて、フォークなどでつぶしてなめらかになるまでマッシュする。モッツァレラ・チーズとパルメザン・チーズを入れて混ぜ、塩・コショウで軽く味をつける。
② ①に卵を1つだけ入れ、混ぜる。
③ もう1つの卵は小さなボウルに割って溶いておく。
④ 10センチほどの丸い型でパイ生地をくり抜く。
⑤ パイ生地の真ん中にスプーンで②の具をすくってのせ、生地の端の部分に③の卵を塗ってのり付けする。
⑥ 生地の両端を真ん中へ折りたたみ、具の上で閉じる。細長いレモン状になるよう、両端をつまんでちょっと伸ばし、天板へ押しつける。
⑦ ③の卵の残りを生地の表面に塗る。
⑧ 200度に予熱したオーブンで20〜25分焼く。


 

フェイ・ハラ=アホさん

オーストラリア生まれのキャリア・ウーマン。母親はマルタ共和国出身で、夫はフィンランドから数年前に移住してきたばかりという国際的な家庭環境で生活している。

 

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