レモネードで作る超・簡単スコーン・レシピ

多国籍なオーストラリアの簡単で美味しいレシピを紹介。
レモネードで作る超・簡単スコーン

(文・写真=ランス陽子)


レモネードを使うと生地が簡単にできあがり、仕上がりもふわっと膨らみやすい

イギリス系移民の多いオーストラリアでは、イギリスの伝統的な食生活が今も根強く残っている。中でも、イギリス生まれで素朴な美味しさのスコーンは、お茶の時間によく登場するポピュラーなおやつ。紅茶とスコーンにたっぷりのクリームを添えていただくアフタヌーン・ティーの習慣は、クリーム・ティーやデボンシャー・ティーの呼び名でも親しまれている。

前回に引き続き簡単で美味しいレシピを伝授してくれるのは、キャンベラ出身のオージー・ママ、アリソンさん。「普通、スコーンのレシピではバターと牛乳を使うのですが、これは代わりに生クリームとレモネードを使う超・簡単レシピです。バターを小麦粉に混ぜ込んでいくという手間のかかる作業がなく、さっと混ぜるだけで生地ができあがります」。

レモネードというのは、オーストラリアでは「スプライト」などに代表される透明な炭酸飲料のこと。レモネードを使うことでふわっと軽い仕上がりになるだけでなく、ほのかな甘みも加わるのだそうだ。「コツは、とにかく生地を『こねない』こと。材料をすべて混ぜ合わせた後、ただ手でまとめるようにして生地にします。多少粉っぽさが残ったままでも大丈夫なので気にせずそのままで。生地をこね過ぎてしまうと、オーブンで焼いた時に膨らまず固い仕上がりになり、スコーン特有のサクッとした食感が減ってしまいます」。

できあがった生地は麺棒があればきちんと伸ばしても良いが、アリソンさんは手のひらで押して平らにしてしまうのだそうだ。「素朴なお菓子なので、あまりきっちり作らなくても美味しくできます。型抜きは、丸型がなければ直径5〜10センチほどのカップや小さめのココット皿なども代用できます」。手で生地を小さく丸めると、端の部分が直角にならずにおまんじゅうのような形に焼き上がるが、型を使うとスコーン独特の真っ直ぐなエッジが出てきれいに膨らむという。

焼き上がったスコーンは、上下2つに割いて、クリームとイチゴやラズベリーのジャムを乗せて食べるのが一般的。本場イギリスの習慣をまねて、ミルク・ティーと一緒に焼きたてのスコーンでアフタヌーン・ティーを気軽に楽しもう。

 

■スコーン
 セルフ・レイジング・フラワー(ベーキング・パウダー入りの小麦粉)  3カップ
 レモネード(透明の炭酸飲料)  3/4カップ
 生クリーム  300ml
 塩  1つまみ
 まな板用の小麦粉  少々
■つけあわせ
 生クリーム 少々
 バニラ・エッセンス 少々
 イチゴまたはラズベリーのジャム 少々

 

作り方
① オーブンを200度で予熱しておく
② ボウルに小麦粉、レモネード、生クリーム、塩を入れ、木のスプーンなどで混ぜ合わせる
③ 手で生地を1つにまとめる。できるだけこねたり練り合わせないこと。粉っぽさが残る程度でOK
④ 小麦粉を軽く振ったまな板の上で、生地を麺棒や手のひらで2センチほどの厚みに伸ばす
⑤ 5〜10センチの丸型でくり抜く。残った生地もこねずに1つにまとめてくり抜いていく
⑥ オーブンの天板にクッキング・ペーパーを敷き、生地を並べてオーブンで10〜15分ほど焼く
⑦ 生クリームにバニラ・エッセンスを数滴入れてホイップし、スコーンが焼き上がったら、生クリームとジャムを添えてでき上がり


アリソン・ローズラーさん

キャンベラ出身の2児のママ。アクセス・バーと呼ばれるマッサージ・テーブルに横たわる瞑想や、気力回復セッションなどの「Back-to-Bliss」をGCで行っている。
■Web: www.facebook.com/backtoblisswithaccess

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