和精油のアロマセラピーを生活に取り入れてみませんか?

アロマで快適生活

第33回
和精油を生活に取り入れてみませんか?

ここ数年、日本に生息する植物から抽出される「和精油」に注目が集まっています。その理由として、それらが良い香りであることはもちろん、私たち日本人の記憶にある香りであったりとなじみのあるものだからです。そして、それらには優れた薬効もあることから、和精油が注目されるようになりました。

また、和精油には「そこにある自然を無駄にしない」という発想や、身土不二といって周囲にある旬の食材が体に一番ふさわしいという考えから、無理なく和精油を生活に取り入れることもアロマセラピーの新たな可能性とされています。そこで今月は皆さまの間でも人気が高まっている和精油と、その効果効能をご紹介したいと思います。

ユズ

愛媛県や中国産のものが多いです。ユズは「食」としての歴史を長く持っており、ユズの香りを嗅ぐと故郷に帰ったような安心感が得られることから、高齢者や出産後の女性に対して心身の緊張を緩和する効果が高いです。
 また、血行促進作用がありますので、入浴時に3〜5滴湯船に垂らすことなども体を冷やさないために有効です。ただ、直接肌に付着すると、ピリピリとした刺激が出やすいので、他の精油にブレンドしたり、薄めにして使用してください。

クスノキ

佐賀県や東アジア産のものが多いです。クスノキから得られる樟脳の結晶が、防虫、肩こり、筋肉痛緩和などに良いことから、昔から塗り薬などの医薬品として使われていました。神経強壮作用があるので、自律神経の乱れ、疲れなどに対して高い効果を持っています。
 また、肩こりや筋肉痛などの時に使用するマッサージ・オイルにも有効ですし、ぜんそくなど呼吸器のトラブルにも有効です。洋服ダンスの中に入れておく防虫アロマとしてもトップ・クラスです。

和ハッカ

北海道や中国産のものが多いです。西洋ハッカであるペパーミントと比べて、東洋ハッカ(北海道産)はスッキリした中にも甘味があるのが特徴です。ハッカ飴などが昔からあったことから高齢者の人びとが懐かしさを感じやすい精油です。
 頭脳明晰作用は非常に高く期待できますし、鼻詰まりやぜんそく、風邪などの呼吸器へのトラブルにも有効です。鎮痛効果も高いので、頭痛、筋肉痛、胃痛などにも良いでしょう。



相澤正弘◎ IFA、IAAMA、ATMS、DIP AROMA、WOAA DIRECTOR、AYURVEDA AROMATEHRAPY CERT Ⅳ、REMEDIAL MASSAGE CERT Ⅳ保持。マーヴォ・アロマ・スクールを運営する傍ら、アロマセラピーを広めるべく日々活動中。

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