【美容特集】日焼け防止&アフター・ケア大作戦!

きれいな肌を守りたい 日焼け防止&アフター・ケア大作戦!

紫外線(UV)の強いオーストラリアの夏。ビーチや野外イベントに行くのも楽しい季節である反面、日焼け対策を怠けているとあっという間に肌が焼け、シミやシワができやすくなってしまう。強い紫外線は皮膚がんなどにかかるリスクも高めてしまうことから、美容だけでなく健康のためにも日焼け止めクリームなどを使う必要がある。紫外線を浴びる前の予防法と、日焼けをしてしまった後の対処法の両面から、ケア方法をしっかり見直してみよう。

日焼け、未然に防ぐには?

日本の5倍の紫外線量

四季を通じて、オーストラリアの紫外線量は日本の約5倍と言われる。つまり、同じ時間を外で過ごしたとしても、浴びた紫外線量は5倍多いことになるわけだ。事実、オーストラリアではメラノーマなどの皮膚がんが多く報告されており、がんの症例全体の中でも皮膚がんが約80パーセントを占めているなど深刻な状態だ。

オーストラリア政府は、肌を健康的な色に焼きたい人に対しても「日光浴でも皮膚病リスクを考えて」とした上で、以下のような5つの紫外線対策を強く推奨している。

オーストラリアでの紫外線カットの基本5カ条
出典Web: canceraustralia.gov.au


① 外にいる時は日陰を探す
② 紫外線を遮る服を着る
③ つばの広い帽子をかぶる
④ できるだけ顔を覆うサングラスを着用
⑤ SPF30+以上の日焼け止めを使う

美肌と日焼けの関係

紫外線が肌に当たると、体内で活性酸素が作られる。この活性酸素が原因となって肌のシミやシワが作られ、たるみなども起きやすくなる。また、「日に焼ける」とは言っても肌が熱で焦げるのではなく、実際は紫外線の刺激による色素形成細胞(メラノサイト)の活性化がメラニン色素を生み出すことにより、肌の色が濃くなる状態を作り出している。

メラニン色素は、有害な紫外線を肌の細胞の奥まで届かなくするよう遮る役割を持つものなので、紫外線を浴びずにいれば不要となり、ターンオーバーによって排出され、肌の色も元に戻るという仕組み。いずれにしても、紫外線がアンチエイジングのためにも美肌のためにも大敵であることに変わりはない。

対策としては、日焼け止めやサングラス、帽子などで体の表面で紫外線をブロックすること、活性酸素の除去(抗酸化)に役立つ食事などを心掛けること、また、活性酸素を過剰に増やさず肌の生まれ変わりのサイクルを正しく保つために睡眠をしっかり取る、ストレスを溜めない、喫煙や飲酒を控えることなども重要だ。

製品表示を見てみよう
日焼け止め製品の選び方

SPFとPAって?


日焼け止めクリームなどを買う時に気になる「SPF50+」や「PA++」などの表示。数字が大きければ大きいほど良いような気もするが正しい意味は知らないまま、という人も少なくないのでは。

SPF(Sun Protection Factor)はUV-B(紫外線B波)を遮る効果を表しており、このUV-Bとは、メラニン色素をたくさん作り、シミやそばかすの原因となるもの。SPF50+なら「普段、日焼けするまでにかかる時間を50倍先延ばしできる」ということになる。

PA(Protection Grade of UVA)はUV-A(紫外線A波)を遮る効果を表しており、UV-Aとは活性酸素を生み出しシワやたるみの原因となるもの。「+」の数が多いほど、しっかりUV-Aをブロックする効果があるということになる。

いずれの場合も、効果の高い日焼け止めは肌への負担が大きいという問題がある。また、日焼け止めは時間がたつと効果が薄れるということからも、肌に負担の大きいSPF50+のものを一度だけ塗る(日焼け止め効果は途中で切れるが肌への負担は大きいまま)よりも、SPF30+のものを塗り直して使うほうが良さそうだ。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

日本では紫外線吸収剤(UV absorbers)を使った日焼け止めが一般的。これは文字通り紫外線を吸収して体の奥へと通さないタイプで、サラッと手触りが良く魅力的な化合物だが、防御力が高い分だけ肌への負担も重いと言われている。

一方、紫外線散乱剤(UV scattering agent)はオーストラリアで一般的なタイプの日焼け止めで、紫外線を跳ね返すことで体内へと通さないというもの。化合物ではなくノンケミカルなので体に優しいが、ベタッとした質感が少し気になるかもしれない。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の両方を使って作られた製品などもあるが、それぞれの特徴を知った上で、自分の求めるポイントに応じて選んでみよう。

早めの対処がカギ!
日焼けをしたらアフター・ケア

外出時の対策を万全にしたつもりでも、うっかり日焼けをしてしまうこともある。日焼け後の肌にダメージを残さないために重要となるのが、丁寧なアフター・ケアだ。そのカギとなる4つのステップは以下の通り。

① 肌のほてりを沈静化

日焼け後の肌は炎症を起こしている状態なので、まずはしっかり冷やす。水に濡らして絞ったタオルをそっと肌に載せるだけで簡単にできるので、とにかく早めのケアがポイントだ。


② 体内と肌の水分補給

肌のほてりがしっかり取れたら、日焼け後に失われた体内の水分を補給する。水やスポーツ・ドリンクなどを飲み、体内の潤いの回復を。

そして肌にも化粧水などで優しく水分補給をする。化粧水は消炎作用のあるアロエや、シミなどの色素沈着を防いでくれるビタミン配合のものをたっぷり使用し、決して肌をこすらないように注意したい。やけどや炎症に効くラベンダーのアロマ・オイルを使ったジェルなども、肌のヒリヒリ感を和らげてくれる。

③ 保湿

肌にたっぷりと水分を補給した後は、保湿が肝心。保湿クリームやワセリン、オイルなどで水分の蒸発を防ぎ、日焼けでダメージを受けた肌を癒やす。クリームなどを塗る時も、肌に優しく触れるようにしよう。

④ 活性酸素対策


肌で受けた紫外線は体内に活性酸素を作り出し、細胞を老化させる。そのため、活性酸素を除去する抗酸化作用のある栄養素(ビタミンA・C・E、アントシアニン、イソフラボン、リコピン、カテキンなど)を含む食品を意識的に取りたい。これらの栄養素を含む果物や野菜をジュースやスムージーにして摂取するのも、暑い日にぴったりだ。

こうした日焼け後のケアはさぼってしまうと後悔することになりかねないので、ぜひ早めの対処を心掛け、紫外線に負けないきれいな肌をキープしよう。

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